文春新書<br> 数の進化論

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

文春新書
数の進化論

  • ウェブストア専用在庫が8冊ございます。(2025年06月05日 03時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166614868
  • NDC分類 410
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「数学って何が楽しいんですか」
「なんか役に立ちますか」
挑戦的な問いから始まった、ド文系の編集者と数学者の対話。
ゼロ、無理数、負の数、素数……その始まりと歴史を紐解いていくと、数の新しい世界が見えてきた!
大人の学び直しに最良の〝新感覚〟数学談義。

●目次

はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者
 数学は〝バトル・ロワイアル〟の舞台
 まずは「数」から始めてみよう
 数学のド文系的楽しみ方

第1章 数学の始まりは「割り算」
 「割り算」には目的意識が必要
 古代エジプトの方法――すぐ2倍したがる
 古代ギリシャの方法――長さの比を求めるアルゴリズム
 古代バビロニアの方法――60進数を使っていた
 農耕の発達→階級社会→目的意識をもった数学

第2章 ゼロは「・」だった
 有限個のシンボルで、無限通りの数を表す
 スペースから「・」へ
 「縦型の計算」という大発明
 ヨーロッパの人は引き算が苦手?
 「アルゴリズム」は人名だった

第3章 無理数の発見
 あの世と交信するピタゴラス集団
 整数比では表せないもの
 偶数+偶数=偶数
 √2より√5の方が早かった?
 ゼノンのパラドックスーー現実を無視して論理をゴリ押し

第4章 負の数を受け入れる
 嫌われていた「負の数」
 存在してはいけない方程式
 テキトーにやれば上手くいく
 マイナス×マイナスがプラスになる理由

第5章 気まぐれな素数
 徹夜の素数大富豪大会
 素数階段を上がってみよう
 素数は無限に存在する
 新しい素数の作り方
 メルセンヌ素数と完全数の素晴らしき関係
 自然界との不思議なつながり
 金融取引の鍵に

第6章 無限って必要ですか?
 平行線に無限が潜んでいた
 「可能無限」と「実無限」
 境界にこだわる人――たとえば三笘の1ミリ
 あなたは可能無限タイプ? それとも実無限タイプ?

第7章 abc予想という頂
 かけ算は足し算よりはるかに簡単
 数学者は足し算がお嫌い
 「足し算代表」と「かけ算代表」を比べる

第8章 新しい数学は生まれるか
 複数の数学の舞台で作業する
 現在は変革期――「決定的に正しい」から「事実的に正しい」へ
 モラルハザードの始まり
 宇宙人にとっての「無限」とは?
 なぜ我々は数学をするのか?
 数学をポップカルチャーに!

内容説明

「なんでそうなるの??」ド文系、数学者に挑む。

目次

はじめに 加藤文元vs.ド文系の編集者
第1章 数学の始まりは「割り算」
第2章 ゼロは「・」だった
第3章 無理数の発見
第4章 負の数を受け入れる
第5章 気まぐれな素数
第6章 無限って必要ですか?
第7章 abc予想という頂
第8章 新しい数学は生まれるか

著者等紹介

加藤文元[カトウフミハル]
1968年、宮城県生まれ。ZEN大学教授、東京工業大学(現・東京科学大学)名誉教授、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役、ZEN数学センター(ZMC)所長、NPO法人数理の翼顧問。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授、東京工業大学教授などを経て現職。『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA、のち角川ソフィア文庫)で第2回八重洲本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

46
「1を素数にしてもいいけど、おまえらそんな根性あんのか」には大爆笑! この一行が気に入りました。易しい数学の本というと、数学史「物語」か、実用を前に出すか、になりがちなところ、うまく数学の基本の基本からテコ入れしてくれる。他の本にないアプローチも多いので新鮮さがある。最後の2章ほどはかなり難しいけど、最前線レポートだと思って、再読のときには精読してみたい。数学は発見・発掘するものだと思っていたが、発明の側面もけっこうありそうだ。国や民族のちがいによる考え方のちがいが、数学のクセや色彩の差ということかも。2025/04/25

Go Extreme

1
バトル・ロワイヤル 知的格闘技 割り算 目的意識 人間の精神活動 ユークリッドの互除法 アルゴリズムの源流 ゼロ 「・」 記述する数 インド 数を使った体系的な計算方法 ピタゴラス 万物は数である 正方形の一辺と対角線 無理数の発見 負の数 東洋では普通 西洋では忌避 数は実体 抽象的な記号 虚数 実体を与える方法 素数 並び方は気まぐれ ガウス 素数の現れ方 ユークリッド 素数は無限に存在する証明 可能性無限 実無限 アリストテレスの区別 無限がなければ幾何学も証明も技術もできず 数学を構造で捉える2025/05/19

Masahiro Oono

0
5/1-5/20, 20252025/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22578100
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品