文春新書<br> うつを生きる―精神科医と患者の対話

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文春新書
うつを生きる―精神科医と患者の対話

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166614639
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0295

出版社内容情報

アベノミクスのブレーンとして知られる経済学者の浜田宏一氏。その活躍の裏側で長らく躁うつ病に苦しんできた。さらに回復の途上、実の息子を自死で亡くす。人生とは何か。ともにアメリカで活躍する小児精神科医の内田舞氏を聞き手に波乱に満ちた半生を語る。

・うつ病になると知的能力は下がるのか?
・うつ病を引き起こすのは遺伝的要因か環境要因か?
・うつ状態と躁状態のメカニズムの違いとは?
・うつ病=サクセス・シンドローム?インポスター症候群とは何か?
・アメリカと日本の精神医学、メンタルヘルスへの向き合い方の違いとは?
・経済政策と精神医学の類似点とは?


◎目次
第1章 心の病を語る アメリカと日本の狭間で
第2章 希死念慮を語る
第3章 入院生活を語る アメリカのもう一つの顔
第4章 躁うつ病と治療
第5章 子どもを喪うということ Crying For Kotaro
第6章 回復への道
第7章 日本とアメリカ 人生という旅路

◎著者プロフィール
内田舞(うちだ・まい)
小児精神科医、ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長、3児の母。2007年北海道大学医学部卒、2011年イェール大学精神科研修修了、2013年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了。日本の医学部卒業者として史上最年少の米国臨床医。著書に『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る 』(文春新書)、『REAPPRAISAL 最先端脳科学が導く不安や恐怖を和らげる方法』(実業之日本社)、『まいにちメンタル危機の処方箋』(大和書房)。

浜田宏一(はまだ・こういち)
1936年生まれ。アベノミクスのブレーン。元内閣官房参与、イェール大学タンテックス名誉教授、東京大学名誉教授。専攻は国際金融論、ゲーム理論。主な著作に『金融政策と銀行行動』(共著、東洋経済新報社)、『国際金融の政治経済学』(創文社)、『エール大学の書斎から』(NTT出版)、『アメリカは日本経済の復活を知っている』『21世紀の経済政策』(ともに講談社)。

内容説明

アベノミクスのブレーンとして知られる経済学者の浜田宏一氏。その活躍の裏側で長らく躁うつ病に苦しんできた。さらに回復の途上、実の息子を自死で亡くす。人生とは何か。ともにアメリカで活躍する小児精神科医の内田舞氏を聞き手に波乱に満ちた半生を語る。

目次

第1章 心の病を語る―アメリカと日本の狭間で
第2章 希死念慮を語る
第3章 入院生活を語る―アメリカのもう一つの顔
第4章 躁うつ病と治療について
第5章 子どもを喪うということ―Crying for Kotaro
第6章 回復への道
第7章 日本とアメリカ―人生という旅路

著者等紹介

内田舞[ウチダマイ]
小児精神科医、ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長、3児の母。2007年北海道大学医学部卒、2011年イェール大学精神科研修修了、2013年ハーバード大学・マサチューセッツ総合病院小児精神科研修修了。日本の医学部卒業者として史上最年少の米国臨床医

浜田宏一[ハマダコウイチ]
1936年生まれ。元内閣官房参与、イェール大学タンテックス名誉教授、東京大学名誉教授。専攻は国際金融論、ゲーム理論。アベノミクスのブレーンとして知られる。主な著作に『経済成長と国際資本移動』(日経・経済図書文化賞)『金融政策と銀行行動』(岩田一政との共著、エコノミスト賞、ともに東洋経済新報社)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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k sato

27
精神科医と躁鬱病患者の対談。安倍内閣官房参与としてアベノミクスを助言した経済学者の浜田宏一氏は50歳で躁鬱病と診断された。日米名門大学での研究・教育は、浜田氏の心的プレッシャーを加速し、躁鬱病の温床になっていた。桁違いに恵まれた教育環境で育った二人の対談は、平凡な家庭の私には嫌味に聞こえる。浜田氏の躁鬱病の苦しさやご子息の自死による喪失感がイマイチ伝わらない。浜田氏の雲客レベルのキャリアは当事者の共感を削ぐだろう。彼の思惑に反する感想だろう。だが彼の告白は証明している。躁鬱病は、賢人か凡人かを選ばない。2024/12/01

aloha0307

18
人生を生きる とはどういうことなのか、その普遍的問いかけが本書を通じつきつけられた気がします(そうだ、人生には限りがあるのだ)。 浜田さんは安倍内閣の参与として、「アベノミクス」を生み出し、日本と世界に関わる経済政策を先導された。息子さんを自死で亡くされ、ご自分にはうつ体験がありながらそれを防げなかったいうとめどない後悔に苦しんでおられるが病が多くを占めながら、色彩に富んだ人生を送られていることに感服しました。 米国でのご経験は僭越ながら自分と重なるところがあり90年代初頭の頃を懐かしく思い出しました。2025/01/18

Akki

8
ベースは浜田先生の闘病体験だが、当事者と専門医、経済学者と精神科医というそれぞれの立場で、経済論、日米の差異について縦横無尽に対話が進んでいく。だから、うつ病のことを掘り下げたい人にはそれほど刺さらない本かも知れない。タイトルの、うつ“を”生きるという表現は、体感にすごくマッチしている。側にいるというより、全方位をランダムに揺らぎながら覆っているという感覚であって、“鬱”蒼としている中を生きているから。2024/08/27

cochon_voyage

2
「人生に悩むすべての人のための処方箋」?…いやいや世界が違いすぎてまったく他人事にしか思えず、うつに悩む人々にこの対談でいったい何を伝えようとしたのかが理解できず飛ばし読み。正直何の参考にもなりませんでした。2024/12/22

Go Extreme

2
フォン・ノイマン→ゲーム理論 インポスター症候群 内的・外的評価 成功する恐怖 アメリカで生きていく常識 東京という田舎 地面に急に強い風→希死念慮を吹き飛ばす 自己充足的預言 米国人・褒める部分を見つけ的確に褒める うつ状態→実行・遂行機能↓ 日本・あなたにも問題 米国・能動的に取り組め 退屈はうつの最悪の敵 心理療法系・ケミスト系 認知行動療法・力動学的心理療法 短期的な評価獲得+10年単位での仕事 米国プラグマティズム的の伝統 診断・散歩・有用感 米国文化・オーナーシップ ラジカル・アクセプタンス2024/08/24

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