出版社内容情報
アメリカ議会演説、戦後70年談話、ヒロシマと真珠湾で交わした和解スピーチ、全国戦没者追悼式式辞――「総理のスピーチライター」が明かす安倍外交の軌跡。米議会演説前には寝室、総理専用機、そしてアメリカの迎賓館でもスピーチの練習を続ける総理の姿が。演説草稿の作成過程で、総理がこだわったキーワードとは? 総理と一体となり、言葉を紡いだ著者にしか書けない「安倍さんの肉声」。昭恵夫人による喪主挨拶も掲載。
内容説明
悲劇に見舞われた安倍元総理に、世界から追悼の声が寄せられた。その存在感の源には、総理のことば、スピーチがあった―。米議会演説、戦後70年談話など、日本外交の画期をなした演説を紹介、「総理のスピーチライター」が安倍外交の舞台裏、演説に込めた総理の思いを明かす。
目次
スピーチライターとは何か
「安倍外交」はこうして生まれた―価値の言葉と三つの成果
安倍総理との「初仕事」
ホロコーストの記憶の前で
一世一代の米議会演説
歴史への処し方―キャンベラ演説
岸信介の米議会演説―継承されたもの
戦後七〇年談話―わたしの案がボツになったわけ
和解の完成―ヒロシマと真珠湾
バイ・マイ・アベノミクス―希望について
アジアで民主主義を語る意味―インドとの絆
著者等紹介
谷口智彦[タニグチトモヒコ]
1957年香川県生まれ。安倍政権で内閣審議官、内閣官房参与として安倍晋三総理の外交政策スピーチを手がけた。東京大学法学部卒業、『日経ビジネス』誌で約20年つとめ、同誌ロンドン特派員当時ロンドン外国プレス協会会長。2005~08年外務省で外務副報道官として麻生太郎外相(当時)のスピーチを担当した。BBC、CNNなど海外放送にライブ出演多数。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授(2023年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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