文春新書<br> 東大女子という生き方

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文春新書
東大女子という生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613564
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0295

出版社内容情報

東京大学に初めて女性が入学して75年。今なお女性比率は二割に満たない。「東大女子」を通して、日本社会の影と未来をあぶり出す。

内容説明

「東大卒の女性たち」はたとえ人生の壁にぶつかっても、泣き寝入りでは終わらせない。個の力を磨き、何歳からでも自分の人生をやり直し、切り拓く。彼女たちこそ、次代の「働き方」の開拓者だった―。孤独、挫折、ハラスメント…誰もがぶつかる「人生の壁」をどう乗り越えたのか。

目次

第1章 東大女子は第二東大生?―中野信子(一九九八年工学部卒)
第2章 均等法の前と後―赤松良子(五三年法学部卒)、栗崎由子(七八年教養学部卒)
第3章 過剰順応の果てに―豊田真由子(九七年法学部卒)
第4章 優等生という病―山口真由(二〇〇六年法学部卒)
第5章 少数派の地方公立出身者―宮下里美(仮名、〇七年教育学部卒)、北村紗衣(〇六年教養学部卒)
第6章 結婚の「王道」―あられ(ハンドルネーム、〇八年工学部卒)、三輪記子(〇二年法学部卒)
第7章 東大男子もつらいよ
第8章 新しい世代へ―藤田優(二〇年教育学部卒)、上野千鶴子(東大名誉教授)がみた東大

著者等紹介

秋山千佳[アキヤマチカ]
ジャーナリスト。1980年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。記者として大津、広島の両総局を経て、大阪社会部、東京社会部で事件や教育などを担当。2013年に退社し、フリーに。九州女子短期大学特別客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミライ

34
タイトル通り東大出身者の女性のインタビュー&東大女子の実態が語られた一冊。中野信子さん、赤松良子さん、山口真由さん、豊田真由子さんなどかなり濃いメンバー全10名のインタビューが収録されている。戦後の東大~平成時代の東大~現在の東大まで、東大に通う女性に立ちはだかった「壁(孤独・挫折・ハラスメントなど)」が語られる、なんとなく賛否両論ありそうな作品。日本の最高学府東大出身の女性の実態を知りたい人にオススメ。2022/07/13

ざぼ

14
取材対象は東大女性だが、女性全般をフォーカスして社会進出にあたる不条理や孤独感を書き表したルポ集。きちんとやらないといけない優等生病や地方からの上京は男性にも当てはまったり、逆差別のような事例も近年見られもする一方で、それ以上に女性が抱えるやり場のなさは到底計り知れないものがある。当事者なのに見ないふりをして、こうやって高みの見物をした文章を書く自分にも嫌気が差すものの、少なくとも理解と発信は絶えず続けないといけない。将来の選択肢を広げるはずの良い大学への入学が、逆に苦しめることになってはならない。2022/04/17

バトルランナ-

10
3点。 名誉男性。うまいこと言うな。p29 これが世界の常識なんだp54 世界選手権のマスクやコロナ帰国を思い出す。 非大卒の親をファーストジェネレーションと呼ぶ。p134 うまいこと言うな。 俺、ファーストジェネレーションだ。Xメンみたい。 東大大学院。学歴ロンダリングp165 うまいこと言うな。 私、東大卒なんです!(嘘)2022/07/05

laili

8
東大女子、ということで私のしょぼい学歴とは全く異なるものですが、山口さんは同い年、同郷、ということで勝手に共感しています。東大女子ではなくとも社会でバリバリと上に向けて働く女子は大なり小なり感じている日本に根付いている見えないジェンダーバイアス。厄介なのは男性だけではなく、そういう環境で育った私たち女性にもそういったバイアスが根付いていること。「東大に入っていいことは選択肢が増えること」というエピローグは印象的です。知識とスキルの拡充は選択肢に直結する、と私も思います。2022/09/09

かんがく

8
インタビューを受ける女性たちがみんな強くてかっこいい。そして社会にはびこる男尊女卑にウンザリする。他国と比較した際にまだまだ男女平等とはいえないが、少しずつであれ改善に向かっているという少しの希望は得られた。中高教員として私にできることは、教室において古いジェンダー観を再生産させずに、男女ともにより開けた考えをもって大学に進めるようにすることかなとも思った。2022/05/03

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