出版社内容情報
東京大学に初めて女性が入学して75年。今なお女性比率は二割に満たない。「東大女子」を通して、日本社会の影と未来をあぶり出す。
内容説明
「東大卒の女性たち」はたとえ人生の壁にぶつかっても、泣き寝入りでは終わらせない。個の力を磨き、何歳からでも自分の人生をやり直し、切り拓く。彼女たちこそ、次代の「働き方」の開拓者だった―。孤独、挫折、ハラスメント…誰もがぶつかる「人生の壁」をどう乗り越えたのか。
目次
第1章 東大女子は第二東大生?―中野信子(一九九八年工学部卒)
第2章 均等法の前と後―赤松良子(五三年法学部卒)、栗崎由子(七八年教養学部卒)
第3章 過剰順応の果てに―豊田真由子(九七年法学部卒)
第4章 優等生という病―山口真由(二〇〇六年法学部卒)
第5章 少数派の地方公立出身者―宮下里美(仮名、〇七年教育学部卒)、北村紗衣(〇六年教養学部卒)
第6章 結婚の「王道」―あられ(ハンドルネーム、〇八年工学部卒)、三輪記子(〇二年法学部卒)
第7章 東大男子もつらいよ
第8章 新しい世代へ―藤田優(二〇年教育学部卒)、上野千鶴子(東大名誉教授)がみた東大
著者等紹介
秋山千佳[アキヤマチカ]
ジャーナリスト。1980年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。記者として大津、広島の両総局を経て、大阪社会部、東京社会部で事件や教育などを担当。2013年に退社し、フリーに。九州女子短期大学特別客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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