出版社内容情報
戦争を勝利に導いたアメリカ留学経験者たちの活躍。高橋是清、小村寿太郎、團琢磨などの視点から両国の絆とその破綻の過程を描く。
内容説明
日露戦争に勝ち、太平洋戦争に敗れた理由とは―。
目次
第1章 幕末留学生が目指したアメリカ(新島襄の密航;薩摩藩密航留学生―吉原重俊;高橋是清の渡米)
第2章 「ロー・スクール」黄金時代(明治初期留学生の「ロー・スクール」熱;吉原重俊とイエール大学;小村寿太郎と金子堅太郎;千数大学創立者たち;薩摩藩のエリートたち)
第3章 科学技術、人文科学、軍事学(団琢磨とMIT;朝河貫一とダートマス大学、イエール大学;秋山真之のアメリカ留学)
第4章 「神の国」を求めて(同志社からイエールへ―小崎弘道、横井時雄、原田助;内村鑑三の見たアメリカ;太平洋の架け橋へ―新渡戸稲造のアメリカ留学)
第5章 「集大成」としての日露戦争(日露戦争と広報外交;ポ―ツマス講和会議とイエール提案)
第6章 悪化する日米関係に抗して(ハーバード大学「日本文明講座」設置;イエール大学会の基金設立;団琢磨の民間外交;金子堅太郎の嫌米化;学生の変化、時代の変化;松岡洋右のアメリカ留学と外交―清沢洌との対比から)
著者等紹介
小川原正道[オガワラマサミチ]
慶應義塾大学法学部教授。1976年、長野県生まれ。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学准教授などを経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
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