文春新書<br> 教養脳―自分を鍛える最強の10冊

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文春新書
教養脳―自分を鍛える最強の10冊

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166613151
  • NDC分類 019
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ヒトラー『我が闘争』、ダンテ『神曲』、スタンダール『赤と黒』……など、気になりながら、なかなか読み進められない「古典」を、博覧強記の批評家・福田和也がわかりやすく解説。

内容説明

教養とは何か?単なる知識・情報ではない、自分の世界を拡げる「知」である。その最強の武器こそ、歴史の過酷な淘汰に耐えた書物にほかならない。「批評の天才」が、世界を動かした10冊をどう読めばよいかをレクチャー。本物の読解力が身につく!

目次

『万葉集』
『わが闘争』アドルフ・ヒトラー
『論語』
『ナポレオン言行録』
『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ
『赤と黒』スタンダール
『神曲』ダンテ・アリギエーリ
『本居宣長』小林秀雄
『文明論之概略』福澤諭吉
『存在と時間』マルティン・ハイデガー

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院修士課程修了。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、06年『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
福田さんの本はどちらかというと昭和天皇、松下幸之助などの評伝を読んできていますがこのような分野の本は久しぶりです。ご自分の本を書かれるときの文献をあたってのメモの取り方などについても読んだことがあるのですが、この本はそのやり方での分析方法でまとめたという気がしました。10冊の本のポイントを示してくれていて再度自分でも読みなおそうという気がしました。8冊は既読ですが他の2冊ともにじっくり読んでいく気にさせてくれました。2021/06/03

まゆまゆ

11
人が年齢や国境などの様々な違いを乗り越えてつながるために必要となるのが、教養である。教養を身につけるために必読となる10冊の古典について、その内容や作品の時代背景、作者に関するコラム的な内容を紹介していく内容。やはりトピックだけでなく著書を実際に読まないと身に付かない(笑)2021/08/24

ふみあき

9
著者の本を手に取るのは、かなり久しぶり(10年以上前に『乃木希典』を読んで以来か)。「最強の10冊」に『神曲』や『論語』に並んで、スタンダールの『赤と黒』が挙げられている。『赤と黒』も『パルムの僧院』も20代の頃に挑戦したけど、どちらも上巻の途中で挫折したっけ。スタンダールが生前は文壇、読者にほとんど無視されたこと、虚栄心が旺盛な俗物で、恩人の奥さんに手を出す好色漢だったこと(しかも『恋愛論』など物しているのに、さほどモテなかった)、軍人、官僚としては、それなりに有能な人だったことなどは初めて知った。2021/05/26

古本虫がさまよう

8
「難しい本と長い時間をかけて対峙した結果、自分の中に生じる共感や反発は、他人に対する想像力につながる。これこそが教養の要なのだ。新型コロナウイルスの感染拡大で世界が分断された今、人間が自分のことしか考えられなくなっている今こそ、教養は必要だ」と「まえがき」で記している。そのご指摘はもっとも。『我が闘争』『論語』はひもといたことがあるけど。『万葉集』は、原典より解説書として斎藤茂吉氏の『万葉秀歌』、渡部昇一氏の『万葉集のこころ日本語のこころ』かな。そのほかに読んだのは『赤と黒』など。 積んどく入れても5割?2021/05/16

amanon

4
概ね興味深く読めたが、今一つ食い足りないというのが正直なところ。タイトルがちょっと盛りすぎだし、本のチョイスもいささか首を傾げざるを得ない。そもそも知的教養に欠けたヒトラーの著作を教養書として推薦するのはいかがなものか?それだけでなく、今一つ一般向けでない書物の割合が多いのが気になる。気になるいえば、著者の文章に今ひとつキレがないというか、日本語の表現としてどうか?と思える記述が散見されるのは、何なのか…個人的には『移動祝祭日』と『本居宣長』が気になったか。後、ナポレオンの最初の奥さんの悪女ぶりに驚愕。2022/02/04

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