内容説明
エジプト史は略奪と盗掘の歴史だった!古代は財宝を狙って墓泥棒がピラミッドへ侵入。中世以降は秘薬ミイラを求めてヨーロッパから墓荒らしが殺到。エジプトをまるごと奪おうとしたナポレオンの遠征以降は遺跡へ学者やヤマ師が押し寄せた。今も人々を引きつけるエジプト文明。その隠された歴史が明らかに。
目次
第1章 いまも暗躍する盗掘者たち
第2章 ピラミッドの略奪
第3章 中世のミイラ泥棒
第4章 最大の「略奪者」ナポレオン
第5章 最後の「盗掘者」ベルツォーニ
第6章 それでも盗掘は続く
著者等紹介
篠田航一[シノダコウイチ]
1973年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。97年毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局、東京本社社会部などを経て、ドイツ留学後、2011~15年ベルリン特派員。青森支局次長を経て、17年から3年間、カイロ特派員として中東を担当し、イラクやシリアの紛争地などを取材。20年4月から外信部デスク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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