文春新書<br> フェイクウェブ

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文春新書
フェイクウェブ

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166612185
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0295

内容説明

社会をより豊かにすると信じられてきたインターネット。ところが今や個人や企業を操り、その情報や資産を奪おうとする「フェイク」があふれている。ネットの闇に潜むサイバー攻撃者の手口を、セキュリティ対策企業の現役トップが徹底解説。誰もが被害者になりうる時代の必読書。

目次

序章 現実社会を蝕むフェイクウェブ
第1章 蔓延するフェイクウェブの脅威
第2章 企業版「振り込め詐欺」
第3章 欲望と騙し合いのフェイクウェブ
第4章 仮想通貨という魔窟
第5章 フェイクニュースとネット広告の裏側
終章 情報社会を生き抜くために

著者等紹介

高野聖玄[タカノセイゲン]
株式会社スプラウト代表取締役社長。1980年生まれ。フリーのウェブエンジニアとして活動後、ビジネス誌のオンライン事業立ち上げや会員制経済誌の創刊に参画。2012年12月にスプラウトを創業。様々なインターネット事業を開発してきた経験と、調査報道で培った情報収集力を活かし、企業や官公庁のサイバーセキュリティ対策をサポート。新聞・雑誌への寄稿ほか、テレビ・ラジオへの出演、講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hatayan

30
セキュリティの専門家が前作『闇ウェブ』に続いてインターネットの負の側面をレポート。10年前とはインターネットを取り巻く状況は大きく変化。新しい技術が普及していく過程では攻撃側と利用者の情報の非対称性の差が悪用され、情報が少ない側に属する一般市民は構造的に不利な状況に。 身を守るためには現実を直視して情報リテラシーを磨くことが有効。SNSが情報を偏らせること。差し出された情報の向こうを想像し、新しいテクノロジーが自分にどう影響するかを理解すること。時には情報を意図的に遮断することなどを提案しています。2019/05/28

緋莢

17
図書館本。序章と第1章で芸歴40年以上のベテランの芸者さんがスマホにショートメッセージで届いたアマゾンからの「料金の未払い」に危うく騙されかけた(コンビニでAmazonギフト券かウェブマネーを購入するよう指示されたが、店員さんが不審に思い難を逃れることが出来た)というのが紹介されていますが、ここまでいかなくても、あからさまに怪しいものから、ちょっと信じかけてしまうものまで(続く2024/10/08

Hiroo Shimoda

11
ビジネスメール詐欺からフェイクニュースまで。フェイクニュースはグレーゾーンで広告費を稼ぐ手段であり国家によるサイバー戦の武器でもあるようで、もう少し勉強してみたい。2019/12/28

パキ

7
インターネット状の偽情報や実態のないものによる不正や危険性についてコンパクトに、広く浅くまとめられており、為になった。 この手の本を何冊か読んでいるがとっつきやすさと内容の深さのバランスを上手くとっていると思う。 この手のものはすぐに情報が古くなるだろうから、また近く更新された書籍が出るだろう。書籍でまとまった形の情報を読むことの大切さも感じた。発信者からすればちゃんと伝えるにはある程度の分量の説明が必要であり、受信者は物理的に頁を遡って振り返ったり、本だけに集中できる点で優れていると思う。2020/08/13

ちゃーりー

6
サイバーセキュリティの資格を受験するため、副読本的に読みました。様々なフィッシング・メールにお悩みの読メの皆様もいらっしゃるかと思いますので、社内のヘタな情報セキュリティ研修よりは役に立つと思います。ただ、個人的には既知のことも多かったので、前作「闇ウェブ」の方が興味深かったです。2021/10/15

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