出版社内容情報
一帯一路に邁進する習近平。しかし内陸アジアこそ中国最大の「強敵」だ。歴史の改変、暴力、洗脳――偽造された「民族神話」を剥ぐ!
内容説明
「中華民族の偉大なる復興」を唱える習近平。しかし、その世界戦略「一帯一路」のターゲット、内陸アジアこそ中国最大のアキレス腱だ。歴史の改変、暴力による弾圧、洗脳教育、結婚外交―「中国は巨大な一つの国家であり、その支配は正当だ」という神話づくりの数々を鋭く暴く。
目次
第1章 「中華民族は兄弟」という神話
第2章 教育による神話創成
第3章 「チンギス・ハーンは中国の英雄」!?
第4章 万里の長城「中外一家」の神話
第5章 「文化大革命」という神話
第6章 ウイグル人「テロ」の背景
著者等紹介
楊海英[ヨウカイエイ]
1964年南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学教授。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。著書に『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店・司馬遼太郎賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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