文春新書<br> 徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす―社会的損失40兆円の衝撃

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文春新書
徹底調査 子供の貧困が日本を滅ぼす―社会的損失40兆円の衝撃

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610921
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

6人に1人とされる子供の貧困を放置すると毎年40兆円の社会的損失が生まれる! データと当事者の肉声でたどる貧困問題の最前線。6人に1人の子どもが貧困という日本社会。

他人事だと放置すれば、43兆円が失われ、政府負担も16兆円増える――!



「現在15歳の子ども1学年だけでも、社会が被る経済的損失は約2.9兆円に達し、政府の財政負担は1.1兆円増加する」という衝撃的なレポートが、日本財団より発表されました。貧困によって学ぶチャンスを奪われた子どもたちは職業選択の自由を奪われ、回りまわって国の税収入は減ってしまいます。社会保障の「支え手」と期待されている若者たちが、「受け手」になってしまえば、日本国の予算は益々悪化してしまうでしょう。

子どもの貧困は「かわいそう」などという感情的な問題だけではなく、私たち一人ひとりの生活を直撃する重大な社会問題なのです。



本書では、すでに発表された経済的インパクトに関するレポートを丁寧に解説することに加え、新たに調査対象である生活保護世帯、児童擁護施設、ひとり親家庭の当事者たちへインタビューを行いました。

国内外での取り組み事例の紹介、日本が取るべき対策にまで踏み込みます。

日本財団 子どもの貧困対策チーム[ニホンザイダン コドモノヒンコンタイサクチーム]

内容説明

六人に一人いるとされる「子供の貧困」を放置すると、年間約四〇兆円が失われ、国民一人ひとりの負担が増える!「かわいそう」では済まされない日本の最重要課題を、データ分析、当事者インタビュー、学術研究の紹介から国内外の先進的な取組みまで、包括的に論じつくす。

目次

第1章 子どもの貧困大国・日本
第2章 子どもの貧困がもたらす社会的損失
第3章 当事者が語る「貧困の現場」
第4章 貧困から抜け出すために
第5章 貧困対策で子どもはどう変わるのか
第6章 子どもの貧困問題の解決にむけて

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

69
子供が貧困状態の家庭は、学歴や学習意欲が低くなり、低賃金の職につくしかない人々を生みやすく、結果的に貧困の連鎖が生じる。それが社会保障費などの社会的財源の損失になってしまう。「他人事」ではなく「自分事」として考えなければいけない。貧困家庭の子供に対するサポートについての提言も充実している。2016/10/11

mizuki

44
子どもの貧困を他人事に終わらせないために筆者が考えた「ジブンゴト」。この本では貧困問題の当事者や経験者のインタビュー内容を掲載されていること、貧困問題の解決に向けた取り組みを紹介されていることが特徴的だと思いました。今は経済が不安定ですから、旦那の仕事が急になくなってしまうこともあるかもしれない。旦那が事故や病気で亡くなってしまい、母子家庭になるかもしれない。そんなことを想像しながら読みました。日本は子育ての環境が整っていない国ですから、この問題に向かい合ってくれる人がひとりでも増えることを期待します。2017/07/26

ヒデミン@もも

38
市図書館。社会福祉論のレポート作成のため。この本が一番わかりやすい。いろんな分析や行政・自治体の取り組みなど。購入することに。2017/07/30

ゆう。

33
子どもの貧困が深刻さを増す中で、貧困を「ジブンゴト」として捉え、社会的に解決していく必要性が述べられた本です。そのためにも、経済学的視点から子どもの貧困問題を捉え、分析し、解決の方向性を示しています。読んでいくと、日本の経済的に貧困問題が大きな社会的損失を伴うことがわかります。ただ、僕としては、やはり「社会的損失」などのコストで貧困問題を捉えるのではなく、経済的分析を通してもう一度、人権・権利として子どもの貧困問題を捉え直し、そのなかで「ジブンゴト」として考えていく必要性があるのではないかと思いました。2016/11/28

HMax

21
GDP比11%55兆円が老人福祉に使われているのに、子供向けには僅か1%6兆円しか使われていない。6人に1人も貧しい子供がいる。「何か私も役に立つことができないでしょうか」と思わせられる素晴らしい内容です。是非、多くの人に読んでもらいたい。それにしても、使ったお金の効果を検証せずに無駄に使っている問題も非常に大きい。「世界は一家、人類は皆兄弟」2016/11/25

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