文春新書<br> 黒田日銀 最後の賭け

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文春新書
黒田日銀 最後の賭け

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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610471
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

安倍政権の命運は金融政策にかかっている。新総裁誕生から出口政策の模索まで、知られざる黒田日銀の内幕を明らかにする。

アベノミクスの成否はすべて金融政策にかかっている。だが、そもそも「異次元緩和」は成功するのか? 新総裁誕生の経緯から、現状、そして今後の見通しまで、黒田日銀のすべてを徹底的に明らかにする。
〈目次〉
第1章 デフレと闘う黒田
第2章 なぜ、黒田が日銀総裁になったのか
第3章 黒田とは何者か
第4章 日銀は何を期待され、何を為してきたのか
第5章 黒田の異次元緩和は成功するのか

内容説明

アベノミクスの成否はすべて金融政策にかかっている。だが、そもそも「異次元緩和」は成功するのか?新総裁誕生の経緯から、現状、そして今後の見通しまで、黒田日銀のすべてを徹底的に明らかにする。

目次

第1章 デフレと闘う黒田
第2章 なぜ、黒田が日銀総裁になったのか
第3章 黒田とは何者か
第4章 日銀は何を期待され、何を為してきたのか
第5章 黒田の異次元緩和は成功するのか

著者等紹介

小野展克[オノノブカツ]
1965年北海道生まれ。慶應義塾大学文学部社会学専攻卒業。嘉悦大学ビジネス創造学部教授、経済ジャーナリスト。専門は、ジャーナリズム論、公共政策論、日本企業論。共同通信社編集局経済部で記者として、財務省、農林水産省、金融庁などの中央省庁、大手銀行、航空会社などを担当。経済産業省キャップ、日本銀行キャップ、編集局経済部次長などを経て、現職。小野一起のペンネームで小説『マネー喰い』(文春文庫)も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらお

9
ん~~~。黒田バズーカ―を使うに至った一連の流れや彼の経歴は書いているけれど、異次元緩和の効果は道半ばというしめくくり。特に目新しい情報もなく・・・。デフレ脱却を目指して2%のインフレターゲットを設定し、日銀が国債を買いまくる。確かに日本株は約2倍伸びた。その恩恵を国民は受け、購買意欲が上がってきているだろうか?と考えると、そうは思えないのである。現在も原油安からインフレ率は思った程伸びていない。そして、考えておかないといけないのが出口戦略。日銀は大量に買った国債をどのように処理していくのだろうか?2015/11/01

駒場

2
「最近ニュースによく日銀って文字出てくるよな」「黒田総裁って何者?」「なんか気付いたらQQEが始まってたんだけどどういう経緯で始まったの?」レベルの、時事問題をちょっと深く知りたい大学生、社会人あたり向けの軽く読める本。黒田総裁の経歴、安倍首相がリフレ派に傾倒していく様子は勿論、物価の番人たる日銀の安倍政権への反抗などわかりやすく解説しているので、リアルタイムでニュース追っかけられなかった人にすすめる。金融理論というより、政治の本ですこれは2015/11/25

スプライト

0
黒田総裁誕生の過程から、バズーカ第二段までの流れを分かりやすく説明している。総裁誕生の過程は面白いし、異次元緩和の高揚感から、それがしぼんでしまった今までを改めて振り返ることができた。2016/04/17

Miyuki Yokoshima

0
評価:★★★★2016/03/05

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