文春新書<br> 朴槿恵の真実―哀しき反日プリンセス

電子版価格
¥815
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

文春新書
朴槿恵の真実―哀しき反日プリンセス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610372
  • NDC分類 312.21
  • Cコード C0295

出版社内容情報

セウォル号事故、スキャンダル、外交・経済政策の失敗で、3年の任期を残すも死に体と化した朴槿恵。韓国政治の闇を徹底解剖する。

三年の任期を残すも死に体と化している朴槿恵・韓国大統領。韓国の政治はなぜかくも混乱するのか? 「過去清算」と「反日」になぜこれほど拘るのか? 日本人には分かりにくい韓国固有の社会原理を明らかにする。

(目次)
はじめに
序 章 戦後韓国と朴槿恵
第1章 朴槿恵の変節
第2章 窮地に陥った大統領
第3章 父・朴正煕を否定するまで
第4章 「過去清算」という韓国の病
第5章 「反日」の心理学

内容説明

三年の任期を残すも死に体と化している朴槿恵大統領。韓国の政治はなぜかくも混乱するのか?「過去清算」と「反日」になぜこれほど拘るのか?日本人には分かりにくい韓国固有の社会原理を明らかにする。

目次

序章 戦後韓国と朴槿恵(国民情緒という名のモンスター;歴史的に根深い地域対立 ほか)
第1章 朴槿恵の変節(大統領候補朴槿恵を支えた三つの人気;ハンナラ党が「太陽政策」寄りだった理由 ほか)
第2章 窮地に陥った大統領(「外面的尊厳」こそわが命;「反共反日・富強国家」再生への期待 ほか)
第3章 父・朴正煕を否定するまで(朴槿恵が獲得した熱き国民情緒;娘の行状が朴正煕暗殺を招いた? ほか)
第4章 「過去清算」という韓国の病(天帝思想の韓国的理解;あらゆる法を超える国民情緒法 ほか)
第5章 「反日」の心理学(反日政治活動の「職業化」;反日行為を担う「代償的擬似健常者」たち ほか)

著者等紹介

呉善花[オソンファ]
1956年、韓国・済州島生まれ。4年間志願で女子軍隊生活を送る。83年来日、大東文化大学(英語学)卒業後、東京外国語大学大学院修士課程修了。90年から執筆活動を開始する。拓殖大学国際学部教授。98年、日本に帰化。著書にベストセラーとなった『スカートの風』、第5回山本七平賞を受賞。山本七平賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北本 亜嵐

18
朴正煕を父に持つ韓国第18代大統領の朴槿惠。就任直後から「反日政策」を打ち出しているのは何故か?国民感情と時々の流れを見据えながら自らの政治的立場や主張を変化し続けないと支持は得られない政権の不安定さ。彼女から見えるのは韓国社会の歪みや民族性。さらに、両親を目の前で暗殺された「恨」の感情が大きく支えているのではないだろうか。支持率が一時的に上がったといえ、既に「レームダック化」している残り任期に待つものは。2015/09/08

ぷれば

9
これまで数々の関連本を読んできたので、重複する部分も多い。が、テロの凶弾に倒れた母、暗殺された父、しばし公の活動から身をひきながら、今こうして大統領として政治の世界にいるのか!?という疑問や謎を解くために丹念に足跡を追っている点はわかりやすい。最終章の「反日の心理学」が、シンシアリー氏の主張とも相通じる点も多く興味深い。しかしながら、標的にされてる日本は、どうすればいいの?が正直な感想。2015/10/17

Tommy おぢさん

6
うーん。朴槿恵の政策、政治姿勢は哀しいと判断し、しかもそれは国民性のせいだと書かれている。そうなると、もう日本との関係は隣国同士なのにどうしようもない。例え誰が大統領だとしても、答えが出ない内容だ。著者自身が朴槿恵大統領よりも、その両親に心酔しているのかな?疑問が増す本。図書館の本。評価:☆☆☆★★2016/06/12

mmaki

3
朴槿恵が大統領になるまでの経緯がまとめてあったのがよかった。しかし、そろそろ韓国を「こちらの常識が通じる相手」という認識で対応するのは改めた方がいいよ。安倍さんやガースーはわかってると思うけど、それ以外の政治家の皆さんや企業のお偉いさんや各省庁の皆さん…ほんと頼みますよ。最後の章がすごくわかりやすい。「代償的疑似健常者」「疑似イノセンス」あたりの解説はなるほどと納得。2015/12/15

西澤 隆

3
元々筆者は日韓どちらが正しいではなく文化や習慣のちがいで「悪意はないのに相手に誤解され更にすれちがう」という比較文化論的なアプローチで日韓の摩擦を解きほぐそうとした人。本によって彼女の「祖国への失望や怒り」の強さはちがうのだけれど、この本の特に序盤では以前にくらべてずいぶんと穏やかに「比較して違いや経過を知ることでわかる」ことを目指している感がある。正直なところ政治家がトップに立つまでの紆余曲折は色々あるだろうし途中での変節や寝技も誰でもあること。朴槿恵に対しては「ヤヤこしいヒトだな」以上の感想はないです2015/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9822911
  • ご注意事項