出版社内容情報
前著『ブラック企業』で若者を使い捨てにする雇用問題を告発した筆者が、三〇〇〇件の労働相談から提言する「決定的解決策」!
辞められない! 稼げない! 生きられない!
これが「使い潰し経営」の実態だ!
一部上場有名企業から、IT、外資、大学研究室、国際NGOまで
2015年、残業代ゼロ法案であなたの会社も他人事ではない!
“結論から言えば、被害者の多くはブラック企業に積極的に入社し、また、自ら「辞めない」で働いている。”――「はじめに」より
そのポイントは異常な長時間労働と、「虐待型管理」によって、
精神を破壊するブラック企業の労務管理にあった。
前著『ブラック企業』で若者を使い捨てにする雇用問題を告発した筆者が、三〇〇〇件の労働相談から提言する「決定的解決策」!
【目次】
はじめに――なぜ入るのか、なぜ辞められないのか
序 章 ブラック企業問題とはなんだったのか?
第1章 わかっていても、入ってしまう
第2章 死ぬまで、辞められない
第3章 絡め取り、絞りつくす
第4章 国家戦略をも浸食するブラック企業
第5章 なぜ取り締まれないのか?
第6章 奇想天外な「雇用改革論」
第7章 ブラック企業対策――親、教師、支援者がすべきこと
終 章 ブラック国家を乗り越えて
内容説明
若者を使い潰す「ブラック企業」の実態が知られるようになったのに、被害は広がるばかり。「なぜ入ってしまうのか?」「なぜ辞めないのか?」。そのカギは「虐待型管理」という経営戦略にあった!ベストセラーとなった前著『ブラック企業日本を食いつぶす妖怪』での問題提起に続き、労働相談の「現場」からの解決策決定版!
目次
序章 ブラック企業問題とはなんだったのか?
第1章 わかっていても、入ってしまう
第2章 死ぬまで、辞められない
第3章 絡め取り、搾りつくす
第4章 国家戦略をも侵食するブラック企業
第5章 なぜ取り締まれないのか?
第6章 奇想天外な「雇用改革論」
第7章 ブラック企業対策―親、教師、支援者がすべきこと
終章 「ブラック国家」を乗り越えて
著者等紹介
今野晴貴[コンノハルキ]
1983年、宮城県生まれ。NPO法人POSSE代表。一橋大学大学院社会学研究科博士課程在籍(社会政策、労働社会学)。著書『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)で大佛次郎論壇賞受賞。2006年、中央大学法学部在籍中に、都内の大学生・若手社会人を中心にNPO法人POSSEを設立。年間2000件の労働相談を受けている。ブラック企業対策プロジェクト共同代表もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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