文春新書<br> 「従軍慰安婦」朝日新聞vs.文藝春秋

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文春新書
「従軍慰安婦」朝日新聞vs.文藝春秋

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609970
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0295

出版社内容情報

慰安婦問題の誤りと、河野談話の不可解さを追及した「文藝春秋」「諸君!」の記事を再編集。二十二年間の朝日報道の矛盾を究明する。

検証記事は不十分。これら一連の批判に朝日は答えられるか

慰安婦問題の誤りと、河野談話の不可解さを追及した「文藝春秋」「諸君!」の記事を再編集。二十二年間の朝日報道の矛盾を究明する。

朝日「慰安婦報道」二十二年後の詐術(西岡力 書き下ろし)
「慰安婦問題」とは何だったのか(西岡力 「文藝春秋」92年4月号)
警察OB 大いに怒る(上杉千年+諸君編集部 「諸君!」92年8月号)
歪められた私の論旨 (秦郁彦 「文藝春秋」96年5月号)
橋本総理は誰に何を詫びるというのか (上坂冬子×秦郁彦 「諸君!」96年8月号)
従軍慰安婦問題を50年後に断罪するな (保阪正康 「諸君!」96年11月号)
「従軍慰安婦」で誤報を検証しない朝日新聞の「無責任」(猪瀬直樹 「週刊文春」96年11月28日号)
密約外交の代償 (櫻井よしこ 「文藝春秋」97年4月号)
「河野談話」その本当の舞台裏 (石原信雄 「文藝春秋」2014年5月号)
朝日新聞の??告白?≠?越えて(塩野七生 「文藝春秋」2014年10月号)
気高き慰安婦たち(伊藤桂一 「諸君!」2007年8月号)

内容説明

朝日新聞による「従軍慰安婦報道」の誤りは、32年もの歳月にわたって国内外に大きな誤解を与え、外交問題の支障ともなった。しかし、一貫して朝日報道に疑義を呈し続けた言論人がいた。従軍慰安婦問題の本質に迫る気骨の11論文。

目次

朝日「慰安婦報道」二十二年後の詐術―朝日新聞の検証をうけて(西岡力)
「慰安婦問題」とは何だったのか(西岡力)
警察OB大いに怒る(上杉千年+『諸君!』編集部)
歪められた私の論旨(秦郁彦)
橋本総理は誰に何を詑びるというのか(上坂冬子×秦郁彦)
従軍慰安婦問題を50年後に断罪するな(保阪正康)
「従軍慰安婦」で誤報を検証しない朝日新聞の「無責任」(猪瀬直樹)
密約外交の代償―慰安婦問題はなぜこじれたか(櫻井よしこ)
「河野談話」その本当の舞台裏(石原信雄)
朝日新聞の“告白”を越えて(塩野七生)
気高き慰安婦たち(伊藤桂一)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばしこ♪

5
従軍慰安婦問題の真偽は自分には分からない。でも、安倍総理がとった不可逆的な解決には賛成する。70年も昔のこと、これからの世代の子供達までに謝罪させるようなことはしてはならない。歴史から目を背けてはならない。でも、背負わなくていい。同じ過ちを繰り返さぬよう、認知してくれればこの上なし。とにかく、朝日新聞の罪は大きい。2017/11/21

マーク

3
最新作と思い購入したが、過去の文章が殆ど。最後の三編のみ有用。2014/11/18

Shanla

3
題名の印象とは異なり、ほとんどは過去記事の採録なので、全体としては朝日糾弾論調はそう強くありません。この問題がここまで膨れ上がった要因は、吉田清治証言を含む朝日の報道ももちろんありますが、それ以上に宮沢政権時代の日本政府の対応が甘かったことが大きいのだと理解できます。発端から現在に至るまで、事実に基づく検証より政治力学や感情論のほうが、問題を動かす主要因になっているので、理性で説得を呼びかけるのは、今後も有効ではないのかと思えてきます。また欧州を敵に回すな、という塩野氏の指摘にはどきりとさせられます。2014/10/31

田山河雄

2
文芸春秋編と云うが、実質の中身は西岡力氏の論文がピカイチだ。「朝日は九月十一日になってやっと社長の会見を開いた……、植村記事についてはきちんと質問に答えず捏造を認めなかった。 植村記事を捏造と認めると、朝日に与えるダメージが大きすぎるので最後まで守るかわりに、吉田記事の取り消しを行って余の関心をそちらに向けて逃げ切ろうと云う作戦かも知れない。朝日を逃がしてはならない。その意味で『従軍慰安婦 朝日新聞VS文芸春秋』の戦いは終わっていない。いや、遂に最後の山場を迎えたと言える。本書はその中間報告である……」2015/02/10

ナナメ

1
産経新聞の希代の大スクープの概要が、十数年前に論じられていたことに驚きました。私の好きな論説員や作家がおり、過去の論説には興味深くもあり、現在の意見と少し違うところに面白みが得られました。2014/11/21

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