文春新書
迷わない。

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166609437
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人生とは思わぬ転機と巡り合うこと。十代の葛藤、就職と転職、結婚や家族との縁…ハプニングを好転させる、前向きな生き方のすべて。

日頃、筆鋒鋭く国内外の諸問題に警鐘を鳴らすジャーナリストの櫻井よしこさん。数多の著作がある櫻井さんですが、本書はこれまでの著作とはチョット違います。自身の半生を振り返りながら、「仕事とは」「家族とは」「お金とは」「健康とは」「生と死とは」など、人生の中で避けては通れない諸問題について語ります。
櫻井さんの半生は、実に波乱万丈です。ベトナム・ハノイで生まれて終戦後に日本に引き揚げ。大分県中津、新潟県長岡での生活を経て、高校卒業後にはハワイ大学へ。彼の地での父親との葛藤、勘当を経て、日本へ帰国後には英字紙の助手として仕事をスタートさせ、TVキャスターに起用されたのは34歳のときでした。
16年間のキャスター時代の間も、ニュース原稿をめぐって、辞任覚悟で番組のデスクとの大喧嘩に代表される「大組織とフリーランス」の苦悩に直面したこともあります。また、プライベートでは結婚、そして離婚という大波も経験しました。
いまは103歳になる母親の介護のかたわら旺盛な活動を繰り広げる櫻井さんの生き方は、人生の節目節目で岐路に立つあなたの「これからの生き方」のヒントになるのではないでしょうか。
【目次より】
第1章 「2DK貧乏記者」からの出発 ――「働く」とは
第2章 「皆様、こんばんは」の十六年 ――「テレビ」とは
第3章 楽観性の仕事術 ――「時間」と「情報」とは
第4章 目指すは「食う、寝る、歩く」の三冠王 ――「健康」とは
第5章 「豊かな人生」を生きるには ――「お金」とは
第6章 挫折と傷を引きずらない ――「生と死」とは
第7章 介護の支えは母の笑顔 ――「家族」とは

内容説明

興味もなかったジャーナリズムの世界に飛び込んだのは何故?売れっ子以前の赤貧時代でも明るく過ごせたわけは?―自らの歩みを回顧しつつ、「家族」「仕事」「お金」「時間」「健康」など、現代社会を生きるアナタにとって、役立つヒントにあふれる21世紀版「幸福論」!

目次

第1章 「2DK貧乏記者」からの出発―「働く」とは
第2章 「皆様、こんばんは」の十六年―「テレビ」とは
第3章 楽観性の仕事術―「時間」と「情報」とは
第4章 目指すは「食う、寝る、歩く」の三冠王―「健康」とは
第5章 「豊かな人生」を生きるには―「お金」とは
第6章 挫折と傷を引きずらない―「生と死」とは
第7章 介護の支えは母の笑顔―「家族」とは

著者等紹介

櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ジャーナリスト。1945年、ベトナム・ハノイ生まれ。日本に帰国後、大分県中津、新潟県長岡で育つ。新潟県立長岡高等学校卒業後、ハワイ州立大学卒業。英字新聞「クリスチャン・サイエンス・モニター」東京支局などを経て、1980年より1996年まで、日本テレビ「きょうの出来事」キャスターを16年間務める。2007年、シンクタンク「国家基本問題研究所」を創設、初代理事長に就任。1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』で第26回大宅壮一ノンフィクション賞を、1998年に菊池寛賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

93
予想以上にいい本でした。櫻井さんの賢さ、強さに深く感銘を受けました。それはきっとお母様の育て方が素晴らしかったのだとは思いますが。父親のいるハワイに行き、大学1年の時に父が彼女を連れて帰国しようとしたとき、勘当されてもハワイに残って大学を卒業する道を選んだ。5ドルしかなくて、父はお金をくれなかったが、大学の先生の力添えもあって自力でなんとかした。それが一番感動的でした。その経験があれば何が起きても自分で乗り越えられる自信が付いたと思います。『迷わない。大事な局面であればあるほど迷わない。そして希望を持ち続2014/06/08

それいゆ

46
櫻井さんの著書は、テレビ出演のときの分かりやすい歯切れよさとは異なり、私にとっては堅くて難解なのですが、自叙伝ともいうべきこの本を読むことで彼女がとても身近な存在になってきました。テレビ出演のときのすてきな身だしなみや著書の表紙に写る彼女の清廉な印象の理由にも納得させられました。仕事観、結婚観や生き方についても書いていますが、何か櫻井教の教主様がおっしゃっているかのような印象を受けました。2014/03/14

アコ

27
半生を振り返りながら「仕事」「家族」「時間」「健康」「情報」「お金」について考えていること。知っているようで知らない櫻井女史の自分を客観的に分析できる賢さがわかる。物腰の柔らかさなどを女性らしさを欠くことない凛々しさには敬服。著者の根底にある母の存在を知る。著者が受け止めてきた母からの言葉が素晴らしい。しかし、ここまでの介護そして娘として寄り添うことは残念ながら真似できそうにないかな。(お金もだけど気持ちが。)2017/10/13

やじ

27
案外取り留めのないエッセイ。やはり櫻井さんも最初はリベラルだった事、どの様に今の考え方に変わっていったのかがわかり嬉しくなり、意見の違う人との話し方が特に印象に残りました。相手の話を良く聞き、互いの意見が違う事を認め合う。同意できないのが常識なのだから、事実確認をきちんとしようと考えるので、感情的にならず建設的。冷静に相手を見つめ、どこが矛盾しているのかを見てとる余裕が生まれる。微笑みながら、落ち着いた口調で話される櫻井さんの話し方が大好きです。2015/11/10

keiトモニ

27
「論争の局面では、事実を最重要視することが大事ですが、もう一つは大事なことは、心構えです。胆力です。前向きに気合を入れること」…いやぁ、素晴しい胆力です。惚れ惚れします。「憤りがあるとすれば、公憤です。中国や韓国は日本をどうしてこんなに傷つけるのか…」その櫻井氏を観て私も公憤を覚えるのです。“神頼みしない私”の項、宗教とはそうであるべきですね。誰しも案外我欲成就を祈りますが…ただ私は祈りの感謝は必ず申し上げます。我が国を正しい方向へと導いてくれる人と思います。国家基本問題研究所への寄付をしましょうかしら。2014/06/18

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