出版社内容情報
断トツの売り上げを誇るセブン-イレブン。秘密は「経済学」ではなく、消費者の購買意欲を刺激する「心理学」を重視することにある。
「皆が反対することこそ成功する」――40周年を迎えるコンビニ業界トップのセブン-イレブンをはじめグループ総売上高九兆円の巨大流通企業、セブン&アイ・ホールディングスを率いる鈴木敏文さん。本書では秋元康、佐藤可士和、牛窪恵、鎌田由美子、小菅正夫各氏ら異分野の人々の考え方を引きながら、「『お腹がいっぱい』の人に何を食べさせるか」「海辺の店でなぜ、梅おにぎりが大量に売れるのか?」「人は『得』より『損』を大きく感じる」「動物の『絞り込み』で成功した旭山動物園」といった身近な話題を基に独自の経営理念を分かりやすく説いています。
内容説明
「皆が反対することこそ成功する」「人は『得』より『損』を大きく感じる」―。40周年を迎えたコンビニ業界トップのセブン‐イレブン。常識をくつがえす経営で知られる著者が、人の心理をつかむビジネスの秘訣を初公開する。
目次
第1章 「新しいもの」は、どう生み出すのか?(ビートたけしさんの「笑い」との共通店;「お腹がいっぱい」の人に何を食べさせるか;「二匹目のドジョウ」は追わない ほか)
第2章 「答え」は「お客様」と「自分」のなかにある(「お客様のために」はウソ、「お客様の立場で」が正しい;赤飯は「炊く」のではなく「蒸す」;「真の競争相手」は、「絶えず変化する顧客ニーズ」 ほか)
第3章 「ものを売る」とは「理解する」こと(受けるのは「二十%引き」より「消費税分還元セール」;人は「得」より「損」を大きく感じる;「高・中・安」の商品があると「中」が選ばれる ほか)
第4章 「本気」の人にチャンスはやってくる(「伝わらない」のは「存在しない」のと同じ;便座カバーを置かないインテリア専門店;コークもスーパードライも売り上げ日本一の理由 ほか)
著者等紹介
鈴木敏文[スズキトシフミ]
1932年、長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、書籍取次大手のトーハンに入社。その後、イトーヨーカ堂へ移る。1973年11月、セブン‐イレブン・ジャパンを設立し、コンビニエンスストアという業態を全国に広め小売業界を変革した。2003年、勲一等瑞宝賞を受賞。同年11月、中央大学名誉博士学位授与。経団連副会長、中央大学理事長等を歴任。現在、セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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