文春新書
新日本プロレス12人の怪人

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608911
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

元東スポ運動部長でプロレス取材50年の筆者が、猪木、長州、前田、アンドレ・ザ・ジャイアントら、看板レスラーの秘話を明かす。

内容説明

40年前にアントニオ猪木が立ち上げた新日本プロレスはキラ星のごとくスーパースターを輩出した。長州力、前田日明、藤原喜明、タイガーマスク、アンドレ・ザ・ジャイアント、そしてタイガー・ジェット・シン…。プロレス取材50年の著者が秘話で綴る「最強列伝」。

目次

アントニオ猪木―プロレスの妖怪
山本小鉄―道場と酒を愛した鬼軍曹
長州力―「猪木超え」を果たした反骨心
前田日明―3人の鬼が生んだ格闘王
藤原喜明―ガンになっても戦う関節技の鬼
タイガーマスク―二度と現れない天才
キラー・カーン―米国マット界を席捲した大型ヒール
アンドレ・ザ・ジャイアント―ド迫力の人間山脈
タイガー・ジェット・シン―悪を商売にしたインドの狂虎
マクガイヤー兄弟―600キロ超の巨大な双子
橋本真也―太く短く生きた破壊王
棚橋弘至―ビジュアルな異能派レスラー

著者等紹介

門馬忠雄[モンマタダオ]
1938(昭和13)年福島県生まれ。日本大学藝術学部卒。1962年東京スポーツ新聞社に入社。一般スポーツ担当として東京五輪を取材した後、プロレス担当となる。70年代以降は、「国際プロレス」(現テレビ東京系)をはじめテレビ等でも解説者として活躍する。東京スポーツでは運動部長、編集委員を歴任した後、1986年に退社。以降はフリーのプロレス評論家として、「Number」や「東京中日スポーツ」(中日スポーツ)等にプロレス批評を寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シブ吉

87
その昔、地方巡業に来たプロレスラーの宿泊先に追っかけをした。刑事さながらに張込みしていたところ、宿舎に戻ってきたのは藤原喜明選手。「サイン下さい」と言って、色紙とマジックを差し出した私の顔に、メチャクチャな落書きをしてくれ、嬉しくてそのまま自転車で家に帰り、母にこっぴどく怒られた事を思い出しました。会場前に止まったリムジンから登場する「アンドレ・ザ・ジャイアント」の大きさに圧倒されたこと、会場で買ったプログラム「闘魂スペシャル」に判で押された「対戦カード」にドキドキ。あの頃、金曜夜8時は至福の時でした。2014/08/02

山田太郎

46
新日が面白かったのは、カリスマというか頭のネジが1本外れていた猪木のおかげというかやっぱり人気あるときむちゃくちゃするというか人気ないときのやけくそさ加減とか面白いうよな、やっぱり。馬場さん安定してるからなんかハラハラしないというか。2017/11/24

GAKU

41
アンドレ・ザ・ジャイアント、マクガイヤー兄弟の章が特に良かったです。2021/08/15

ヨーイチ

35
著者は元東京スポーツ記者。物心ついた時から東スポはプロレス界の一翼を担った業界紙だった(そう思ったのは大分後だが)新聞の体裁を取って居ながら、プロレス団体と一蓮托生とは、まあ牧歌的な時代だったと思う。門外漢がプロレスを語るようになったのが新日本ブームだったのではないか。その代表が村松友視と言えるし、古舘の喋りもその部類に入るかも知れない。筆者がこれらの新しい論者達をどう思っていたのか興味深い。新日本プロレスを代表する12人にマクガイアー兄弟を持って来るのは反則であろう。やはりジャイアント馬場の死去によって2017/01/18

akihiko810/アカウント移行中

30
昭和プロレスを取材してきた、東京スポーツの記者による新日のプロレスラーの実像。印象度B+  著者は全日馬場派だというが、なんの新日愛に溢れた本だった。猪木、長州、前田、タイガー、…昭和レスラーだけかと思ったら、橋本になんと棚橋の項まであって驚く。本書には、山本小鉄のプロレスラー現役の頃の話というレア話もある。 暴露本じゃないし、一人一人の話はマニアックではないが、なかなか富んでいて面白い話であった2021/11/16

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