出版社内容情報
親と自分の年齢を重ねると、老いの段取りが見えてくる。元日経新聞の敏腕記者自らの年表を例に健康への備えや資産管理の方法を説く。
内容説明
老後という未体験の世界へ足を踏み入れるのは、誰しも不安なもの。そこで恰好の道しるべとなるのが、父母の人生データです。あなただけしか知り得ない、あなただけに役立つ情報。それを目に見える形にしたのが「親と子年表」です。実りある老後のためにぜひ、試してください。
目次
第1章 「親と子年表」が生まれた理由
第2章 親は時代を駆け抜ける
第3章 心理的段差にご用心
第4章 老いの段取り
第5章 老いの流儀
第6章 老いるメリット
第7章 死と生
著者等紹介
水木楊[ミズキヨウ]
1937年、中国上海生まれ。本名は市岡揚一郎。自由学園最高学部卒業後、日本経済新聞社入社。ロンドン特派員、ワシントン支局長、外報部長、論説主幹などを経て、作家活動に入る。2009年より自由学園理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
11
★★★★(再読)老いの段取りを考える=人生の未来年表を描く。親の年表が参考になる。①決まっているイベント(年金支給開始日、銀婚式、金婚式、孫の小中高大入学等)を書く。②親の病気や死亡年を書く。③自分のこれからやりたいことを書く。優先順位をつけ年表に記していく。実行するには年間・月間スケジュールに落とし込む。これを夫婦で作れたら幸せ。私たちはみんな余命XX年。余命XX年を意識すると感受性のアンテナが敏感になり、様々なことに新鮮な驚きを覚えるようになる。2025/03/16
ほじゅどー
11
★★自分の親と自分たち夫婦、子供の年表を書く。就職、結婚、退職などのイベント、親の既往歴、寿命から自分の将来を予想する。そしてこれからやりたいことを記す。2017/02/18
Humbaba
4
自分と同じ人間などどこにもいない.しかし,親と子であればある程度似通っており,また,親の人生の足跡というものは調度良い目安になる.だからこそ,親と子で年表を作ることで,人生をどうして行くかの羅針盤とすることが出来る.2012/08/30