文春新書
本田にパスの36%を集中せよ―ザックJAPANvs.岡田ジャパンのデータ解析

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608133
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

内容説明

アジア杯で優勝を遂げたザックJAPAN。W杯でグループリーグを突破した岡田ジャパン。「二つの日本代表」は、どう戦ったか。そして、どんな違いがあったのか。前日本代表をデータ分析でサポートした著者が、豊富なデータをもとに激闘の裏側を描く。

目次

序章 勝負を決める16秒
第1章 サッカーのデータ革命
第2章 Jリーグで最も速い選手は?
第3章 岡田ジャパン「接近・展開・連続」の苦悩
第4章 W杯4試合最後のピースは本田
第5章 ザックJapanアジアカップ優勝への軌跡

著者等紹介

森本美行[モリモトミユキ]
1961年生まれ。92年米ボストン大学経営大学院でMBAを取得。矢矧コンサルタント、マネージメントウエーブを経て、2000年米アジアコンテントドットコムの日本法人の社長兼CEO。03年スポーツデータの分析と配信を行うデータスタジアム社長に就任。09年6月から会長を経て現在は顧問。サッカー選手として読売クラブジュニアユース、三菱養和サッカークラブでプレー、Jリーグ横浜FC、ヴィッセル神戸のデータ分析業務のテクニカルスタッフを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふろんた2.0

15
全てのプレーに対してログをとり、それを分析に活用する。どんなに精密なデータを作っても勝利に結びつけられるかどうかは使い方次第。岡田ジャパンもポゼッションもパス成功率も低いがW杯では結果を残している。ザッケローニになってからのデータと比較すると戦術の違いが鮮明になる。パス精度、ボールを奪う位置、ポゼッションなど集計項目はキリがないが、結果はあくまでもゴールした数。とはいっても、これらの数値が選手の評価に使用されれば、ITが戦術を支配するかもしれない。2014/01/21

ミリオン座

4
90分でも実際のインプレーは50分そこそこ。支配率が4割以下で30分以上、相手ボールを追いかけると最後はバテて足が止まる。そんな話が書いてあったような。データ分析も作戦の一つですが、すべてではありません。こちらではサッカーの放送すらないので、コンテンツが充実した欧州が羨ましいです。2014/01/13

にゃみ

4
野球のデータ化と比べて、サッカーのデータ化自体の難しさや、そのデータ化されたものの見方・扱い方の個性についてわかりやすく書いてあっておもしろかった。現代社会においては、どんな職種であろうとデータをどのように見るか、生かすかというのは非常に重要なスキルだと思うし、そのことについて学べた1冊。2011/08/30

きよにやコータロー

2
サッカーは、経験者ですので、良く理解出来ます。もちろん、分析も正確に当てられます。時々はサッカーの情報も抑えますが、メインは野球です。 ザックJAPANのゲームから、サッカーを分析的に観るコツが記載してあります。

プラス3

2
『マネーボール』のサッカー版。スポーツを観る目が変わるかもしれない1冊。本書の主張は最後に書いてある「重要なのはデータそのものではなくて、それの解釈である」という言葉に集約されている。その内の一つがタイトルにもなっているんだろうけど、それについてはビミョーな気が・・・。2012/12/07

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