出版社内容情報
いのちを支える根源は、炉ばたにかかる「つゆもの」。40年間手掛けたスープの真髄を、手に取りやすい形にまとめた厳選レシピ集。
内容説明
日本人の骨肉といえるみそ汁は、生命力を支える大事な食べもの。栄養が大切、とはいえ、毎日同じでは飽きてしまう。だしの引きかた、具材の用いかた、吸い口の扱いなどを一から解説する、知性と工夫に満ちたお汁もの集。
目次
第1章 季節のみそ汁
第2章 和の基本だしのひき方
第3章 いのちに寄り添う煎汁
第4章 大地の賜もの
第5章 日常の鍋
第6章 かゆはポタージュ
著者等紹介
辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年、東京都生まれ。料理研究家・随筆家。聖心女子学院卒業後、料理研究家の草分け的存在であった母・辰巳浜子のもとで家庭料理を学ぶ。宮内庁大膳寮で修業を積んだ加藤正之氏にフランス料理の指導を受け、その後イタリア、スペインなど西洋料理の研鑚を積む。父親介護の経験からスープに着目し、鎌倉市の自宅などで「スープの会」を主宰。雑誌やテレビなどのメディアを通じて料理を紹介する一方、東西の食文化の歴史、地球環境にも関心を抱き、食の大切さについて積極的に発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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