文春新書
農民になりたい

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166607075
  • NDC分類 611.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

つらい、暗い、貧しい…そんな農業のイメージが変わった。東大卒のITサラリーマン、広告代理店のファッション担当など異業種から参入した新興「農民」の本音

内容説明

しんどい、貧しい、カッコ悪い…そんな農業の印象が変った―。就農説明会には若い世代が列をなし、メディアも頻繁に農業特集を組む。収入が激減しても、「今が幸せ」な「脱サラ農民」たちの理想と現実。

目次

第1章 一六年後のUターン
第2章 東大卒インテリ農民の夢
第3章 年収二〇分の一でも後悔なし
第4章 しいたけブラザーズの誇り
第5章 農を奏でるバンドマン
第6章 農業改革に消えた私財一〇億円
第7章 超実践就農マニュアル

著者等紹介

川上康介[カワカミコウスケ]
フリーランスエディター、ジャーナリスト。1971年生まれ。鹿児島県出身。「週刊文春」「CREA」「CQ JAPAN」などで編集者を務めた後、フリーランスに。現在、雑誌を中心に広告、ネット等で幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

163
農家になるって大変だなと実感する内容。サラリーマンの人が転身して就農するパターンが多かった。2024/04/07

月讀命

57
農業を始めたい思っている。親が農業で生計を立てている家にiターンするならいざ知らず、農耕の知識が無い人が果たして始められるだろうか。農地も無く、農耕具も無く、住む家すら無い。作物が出来たとしても(そんなに容易く出来る筈は無い事くらい理解している)作物が実る迄の生活費も無い。そんな状況で、素人が農業を始められないだろう。過疎地には誰も耕す者の居ない田畑が多く存在するという。昨今、食料需給率の減少が叫ばれる中、農業を職業として選択出来る様に、門戸を解放して欲しいものだし政府に、そうした政策を望みたいものだ。 2010/05/10

saga

39
How to 農業、と思って読まないほうが良い。ここに紹介された農家の皆さんは脱サラに成功した、言わばトーナメントの勝ち組だ。また、6章のうちの3章は家業が農家のために初期投資は不要である。多くの脱サラ農民が負け抜けていったことは想像に難くない。サラリーマンである自分も、今の仕事よりも農業の方がストレスもなくやりがいがあるのではないか、と幻想を抱くことがある。しかし、勤め人も満足にできないのであれば、農業だって言うに及ばずなのではないかと思わされた。それでも「農民になりたい」かを自問してみよう。2014/07/21

やすらぎ

24
感想を書かずに手放すことにしました✨2019/07/02

さきん

18
想像以上に頑張っている人はいると思った。収入はシイタケ農家以外苦しそうだった。辛い仕事に耐え、自然が好きな人には、農家は向いているが、いままで生産性にこだわり過ぎ、経営に力を注いでこなかったという著者の言はもっともと思った。2016/01/24

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