内容説明
「クレイジー・プロジェクト」だったハイブリッド車「プリウス」開発を、トヨタの技術者たちはわずか二年で成し遂げた。開発メンバーに取材し、“奇跡のクルマ”の誕生から現在をルポ。
目次
序章 三代目プリウス誕生
第1章 二十一世紀のクルマ
第2章 「燃費を二倍にしろ!」
第3章 ハイブリッド一本
第4章 「内製」にこだわった電池
第5章 「お客さんに育てていただいた」
第6章 世界の「環境ブランド」
終章 次世代のプラグインハイブリッド
著者等紹介
木野龍逸[キノリュウイチ]
1966年、東京都生まれ。日本大学経済学部卒業後、95年からフリーとして、主に自動車の環境問題などを中心に取材活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
8
こんな画期的なことを、わずか2年で成し遂げるとは。トヨタ式のハイブリッドシステムの素質が良かったんだな。2016/05/05
あらあらら
5
プリウスが短期間で開発されたことに驚き。2014/12/22
たけこけた
3
2009年の本、立花隆が褒めていたので気になっていた。コンパクトに開発の物語が語られる。 トヨタの強さがわかる。(イイ話ばかり書いてるんだろうって感じはあるが、それは置いとく。) 木野龍逸という方は、この後、福島にシフトしてしまって、車の著作はないようで残念。2021/08/30
Humbaba
3
大きなことをなすためには、退路を断つことが有効な手段となる。進む以外の道がなくなるからこそ、どうすればできるかだけを考えられる。無論、それが失敗してしまえば大きなダメージを負うことになるが、大きなことおw成し遂げるためにはリスクを負ってでもやるべきことがある。2013/07/01
文章で飯を食う
3
「ハイブリッド」にしないで、「プリウス」というタイトルにする方が、わかりやすかったのでは。「ハイブリッドカーの時代―世界初量産車トヨタ「プリウス」開発物語」の方が物語としてはおもしろかった。2011/01/09