文春新書
宇津木魂―女子ソフトはなぜ金メダルが獲れたのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606665
  • NDC分類 783.78
  • Cコード C0295

内容説明

北京五輪での金メダル獲得には深い理由がある。上野由岐子投手の所属チーム総監督であり、シドニーで銀メダル、アテネで銅メダルをもたらした前・日本代表監督が、「結果の出せる」指導哲学を全公開。

目次

第1章 北京五輪 夢をかなえてくれたチーム(どうしても破れなかったアメリカの壁;ルール改正という壁 ほか)
第2章 シドニー よいチームをつくるために(監督主義を貫く;目標は金メダル ほか)
第3章 私はエリートではなかった(オチコボレこそ未完の大器;付録と呼ばれて ほか)
第4章 原点―日立高崎監督時代(どこまでもかかってくる電話;「三年で結果を出せ」 ほか)
第5章 かっこいい女になれ!(女性監督に吹いた逆風;どの世界にも妬みがある ほか)

著者等紹介

宇津木妙子[ウツギタエコ]
1953年埼玉県生まれ。星野女子高校卒業。中学一年からソフトボールを始め、ユニチカ垂井ソフトボール部に入部。内野手として全日本チームでも活躍。引退後ジュニア日本代表コーチを経て、86年日立高崎(現・ルネサス高崎)監督。現在、総監督。90年、北京アジア大会日本代表監督。2000年、シドニー五輪で日本代表監督を務め銀メダル、04年アテネ五輪で銅メダルを獲得。05年、国際ソフトボール連盟殿堂入りを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

23
上野投手がよく注目されていたが、監督の指揮能力、チーム力あってこそ金メダルが取れたということが本書からよくわかった。どこのリーダーも同様だが、絶妙なバランス能力を駆使する必要があって、様々なエピソードからその能力が伺えた。2017/01/25

Humbaba

7
努力と勝利は等号では結びつかない.しかし,努力のないところに勝利は生まれない.また,努力をするときには,ただその競技を極めることを目指すだけでは足りない.人間として成長するからこそ,ほんとうに強い実力を身につけられる.2012/07/30

あやか

1
本当に読んでよかった。宇津木さんのストイックさとか性格とか負けず嫌いな所とか本当にかっこいいと思ったし、すごい人だと思った。うちも宇津木監督の下で本気でソフトボールしてみたい。頑張ろう。2016/03/11

ゆきねこ

1
努力、根性、精神力。基本の練習をどれだけつみかさねられるか。

しいかあ

1
もらった本。一流のプレイヤーと一流の監督とでは、求められる資質って微妙に異なるのかもな。選手に矛盾した対応をしたり、ギリギリまで練習させても選手がついてくるのは、徹底した個人分析と、それに基づいたしっかりとしたコミュニケーションがあるから。一見ただの精神論にも見えるが、実際は全然違う士気論。2011/06/03

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