文春新書
昭和二十年の「文藝春秋」

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  • サイズ 新書判/ページ数 382p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606474
  • NDC分類 051
  • Cコード C0295

出版社内容情報

空襲の真っ只なか、芥川賞は発表されていた!
空襲、空腹、玉音放送……そして占領。物資が払底した敗戦の年にも、「文藝春秋」は辛うじて出ていた(ただし四月号から九月号は休刊)。残された6冊の中から興味深い原稿を厳選し、その誌面を通して、日本が最も苦しかった1年を再現する画期的なアンソロジー。

内容説明

戦火の中、本土決戦を前に、芥川賞は発表され、「文藝春秋」は出ていた。そして、敗戦のあとも。日本が最も逼迫した年の原稿と記事を厳選して、昭和二十年にタイムスリップ。

目次

農村の火事(今和次郎)
特別攻撃隊(齋藤茂吉)
小諸雑詠(高浜虚子)
神経戦(林髞)
学徒兵の手記 父に寄せる(目黒晃)
編輯後記・愛読者諸氏へ
針(島木健作)
比島戦局に寄せて(佐藤春夫)
八紘隊は征く(中野実)
戦う高砂族(永井保)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本命@ふまにたす

3
昭和20年の雑誌『文藝春秋』から、記事を抜粋して収録した一冊。解説付き資料という感じだが、中盤、芥川賞受賞作などが選評とともに収録されているのが興味深く楽しめた。2023/02/02

犬丸#9

0
★★☆☆☆ 企画は面白かったと思うのだが、もう少し「見せ方」を考えた方が良いのではないかと。新書の体裁で出すのであれば、そこに相応の意味があって然るべき。本書にはそれがない。昔の記事の只の羅列であれば、ムック本でやるべき。2010/02/14

te_R9

0
当時の空気というか時代感に触れることが出来てとても貴重な資料だと思う.2009/12/15

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