出版社内容情報
選挙区では「女のクセに」と蔑まれ、永田町ではセクハラ怪文書をバラ撒かれ、それでも宰相の座を狙う女性議員の胸の内を徹底取材。
内容説明
選挙の顔が「日本の顔」になる日が来るのか。野田、小池、高市から片山さつき、佐藤ゆかり、丸川珠代まで、女性議員への直撃取材で掴んだ、「政治は女に向いた職業か?」。
目次
序章 女のキャリアすごろく(「オヤジうけ」から「AneCan」へ;太腿に釘付け ほか)
第1章 「総理の椅子」を狙う女たち(「究極の男性社会」防衛省との抗争;見事な身の引き方 ほか)
第2章 スキャンダルにさらされて(「FACTA」片手に激しい突っ込み;「チャンスはあくまでチャンス」 ほか)
第3章 女性枠はありがた迷惑?(郵政選挙の教訓;普通のOLから代議士へ ほか)
第4章 選挙―究極のジェンダーフリー(静岡七区を訪ねて;「根性のある女」 ほか)
著者等紹介
横田由美子[ヨコタユミコ]
ルポライター。埼玉県出身。青山学院大学卒業後より、ライター活動を本格化させる。週刊誌(『AERA』『週刊朝日』など)・月刊誌(『月刊現代』『論座』『THE21』『新潮45』『中央公論』『諸君!』など)で、主にビジネス、女性、官僚の生態をテーマに執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
231
ここに出てきた女性議員最近みんな酷い顔になってるなぁ。やっぱり女性で議員を続けるのは日本社会では大変な事なんだろうなと思った。しかしタイトルのヒラリーほとんど出てないな笑2016/07/02
佐島楓
26
女性記者が女性代議士を取材したもの。政治の世界は男社会そのものであり、その中で当選を重ねていくのがどれだけ大変なことか。男性だけではない、本当に怖いのは女性からの差別かもしれない。そんなことを考えずにはいられなかった。2014/06/21
nekokone
1
日本社会は未だジェンダーの壁があると言うことか。2010/03/18
まこと
1
読みやすいが、本としては内容が薄い。2009/11/28