文春新書
乾隆帝―その政治の図像学

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166605675
  • NDC分類 288.492
  • Cコード C0222

内容説明

目標!五百年、二十五代。清朝の永続を図る中国史上、稀代の名君は、小なる満族が、大なる漢族を支配するために、絵画、建築、詩文…とイメージの総力戦を決意した。

目次

1 皇胤と母胎の物語(易姓革命と万世一系;皇子たちと皇太子 ほか)
2 仮装する皇帝(操られる宮廷画家たち;漢族になりきる乾隆帝 ほか)
3 庭園と夷狄の物語(避暑山荘への道;避暑山荘のトポス ほか)
4 楽園のなかの皇帝(ジョホールとザナドゥー;いくさと詩と絵 ほか)

著者等紹介

中野美代子[ナカノミヨコ]
1933年、札幌市生まれ。北海道大学文学部卒。オーストラリア国立大学講師、北海道大学教授を歴任。中国文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tomoichi

10
中華史上最大の国土と繁栄をもたらした清朝皇帝乾隆帝。その彼の内面を彼が残した膨大な漢詩・絵画・庭園を通して読み解く。親が出世しすぎると子供が出世しないというけれど、乾隆帝期の繁栄はまさしく清朝衰亡の始まりであった。文化・芸術に手を出すと国家も家も衰亡する。2017/01/30

oDaDa

7
題名に反してそこまでスペクタクルな内容なわけではない。乾隆帝一個人の中国図像学からの視点で見た、皇胤・詩・庭園の物語。新視点で良いが、期待していたものとはひどくかけ離れていた。2014/06/14

ぽっぽママ

6
残された肖像画を含むすべての絵が皇帝の監修のもとに描かれているというのが一番の驚き。政治はもちろん庭造りから芸術品、すべてを支配するのが皇帝なんだと改めて感じました。そしてその労作を容赦なく叩き壊して次の時代に突き進むのが人間なんだと。2015/09/16

しまりんご

4
個人的に清朝と西洋の関係について調べているのだが、大変勉強になった。肖像画から離宮のグランドデザインまで、あらゆる図像を用いて乾隆帝の野望を解き明かした、読み応えのある一冊だった。参考文献も豊富。2010/05/10

山陰 柴

3
副題は(その政治の図象学)大清帝国の最も繁栄した時代の皇帝。江戸の元禄、フランスブルボン朝ルイ14世の同時期の中国皇帝。Emperor Qianlonは現中国で人気がある。中華帝国の境域を史上最大にし四夷狄、西洋人をも跪かせ富と権力でわが中華文明を丸ごと所有し庭園、絵画、陶磁器、漢籍の集大成「四庫全書」の編纂等文化発展させた。円明園の中にイエズス会士を使って西洋風宮殿、噴水を建築させたり西洋風の遠近法で自画像、側室、庭、騙し絵などを残した。この本はチェンロン帝の内部に入り込んで彼の側室へのこだわりと建築2021/08/18

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