出版社内容情報
長年勤めた職場をやめて、さあ、これからという時に、肺ガンで早逝した山村修さんは通称「狐」。「日刊ゲンダイ」の書評コラムを20年以上続けた、知る人ぞ知る、本の読み手でした。
『志ん朝の落語』からブルーノートまで。『龍馬の手紙』からコナン・ドイルまで。名著を味わい尽くして逝った読書人<狐>の読書遺言。
内容説明
志ん朝の落語からプルーストまで、坂本龍馬の手紙からコナン・ドイルまで。古今東西の名著からマイナー作家の愛すべき作品までを、ひたすら味わい尽くした、最後の読書案内。
目次
学究のパリ、文士のパリ
「うそ!」へのジャンプ
声が聞こえる、姿が見える
言葉の魔術師
多芸多才と、一芸と
「新しい人」
はじめて出合う西欧
巻おくあたわず
「世界でもっとも平静な書物」
色とりどりの夢幻と卓抜なユーモア〔ほか〕
著者等紹介
山村修[ヤマムラオサム]
1950(昭和25)年、東京生まれ。慶応義塾大学文学部フランス文学科卒業。2006(平成18)年8月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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