ペットロス18物語―動物が教えてくれた死と愛

ペットロス18物語―動物が教えてくれた死と愛

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890369997
  • NDC分類 645.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ペットロスは病気じゃない。TV、新聞で話題の心の病を丹念に取材した感動と号泣のノンフィクション。気鋭のライター待望のデビュー。

内容説明

動物との別離による深い嘆きだけをクローズアップして、ペットロスを語ることができるのだろうか。動物への愛を深めてきた環境や心理的背景、別離後の揺れる心を癒してくれたり、反対に悲しみを深めてしまったできごとなど、動物と人間がからみあってきたすべての事象と時間が、ペットロスを取り巻いている。ペットロスのほんとうの姿を見つけ、多くの人に知っていただきたい。その思いから、愛する動物を失った経験をもつ人たちに、生前の動物との暮らしと別離後の心の整理の過程をできるだけ詳しく語っていただき、それぞれを一編の物語としてまとめた。

目次

1 泣くことはむずかしい(はじめて飼った猫との別れ―アビシニアンのバク 病死;摂食障害から救ってくれたインコが猫に…―インコのルナ 事故死 ほか)
2 病気のペットを看取るということ(抗てんかん剤、フィラリアの薬、抗がん剤…薬づけの闘病―ポインターの雑種のヨナス 病死;三つの難病を抱えた看護婦の私が、ラッキーの難病に立ち向かった―赤トラ猫のラッキー 病死 ほか)
3 悲しみには底がない(「俺は猫以下か」と嫉妬する彼―キジトラ猫のきら 病死;妹との遺産のいさかい、その年にトトが死んだ―インコのトト 事故死 ほか)
4 自分を責めない勇気(ケンタローのおかげで、ボランティアという貴重な体験ができた―キジトラ猫のケンタロー 病死;私を救った翻訳絵本の一節―茶色の長毛猫マリ 病死 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんぽぽ*すん

5
愛犬との死別のお別れの時、私はどれだけ落ち込んじゃうんだろうと生前は心配だった。けど、いざお別れの時を迎えたら杞憂であったことを知ることに。あんなイイ子いない。けどペットロスにはならない。でもペットロスって?そう思って読んだ本。やっぱり私はペットロスじゃないよ。安心してね。表紙のワンちゃんの目の位置を変えたくて仕方ない衝動にかられます。笑2012/05/17

樹999

1
なるようにしかならない、何事も。ペットを亡くして涙したことはあるが、この本に対し共感には至らず。相手が人でも動物でも、死者にはただ一言「幸せだった?」と心で問うのが自分の習い。今も近くに愛鼠(笑)がいるが、動物を飼う瞬間からその覚悟をする癖がついている自分にとって、死は特別な事でも、悲しいことでもない。ただ、そうなってしまう人を否定する気持ちはない。悲しむのは悪いことではないし、考え方によっては無理からぬことだと思うので。好きなだけ悲しんで、いつか立ち直ればいい。2012/09/09

ドナとハンナ

0
号泣しました。2009/02/07

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