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文春新書
政治家の生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166604012
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

内容説明

それぞれの国民は自分たちにふさわしい政治家しか持てない。こんな身もふたもないことを言ったのは、18世紀フランスのあるカトリック僧だ。革命勢力に対する皮肉に満ちたこの警句が真理だとすれば、現在の日本人は自分自身に絶望せざるをえない。しかし、たかだか数十年前の日本には、自分の全存在をかけて政治の道を歩む男たちがたくさんいた。挫折と成功の狭間で必死に闘っていたこれらの政治家の人生から、今日の日本人が学べるものは何だろうか。

目次

第1章 犬養毅と尾崎行雄―「憲政の神様」の虚像と実像
第2章 床次竹二郎と浜口雄幸―首相の座をめぐる明暗
第3章 永井柳太郎と西岡竹次郎―雄弁がもてはやされた時代
第4章 森恪と秋田清―「策士」と呼ばれた政治家
第5章 木下成太郎と田辺七六―地方政界から国政の場へ
第6章 前田米蔵と鳩山一郎―つりあわないライバル

著者等紹介

古川隆久[フルカワタカヒサ]
1962年東京生まれ。92年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は日本近現代史。98年より横浜市立大学国際文化学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゴッツ

1
この時期もうすぐ選挙が始まるのでどんな政治家が必要か考えるために読んでみました。 現在のような普通選挙を実現させるために昔の人たちが書かれ、その途中で軍人などの強権的な姿勢と戦いながら戦後の日本政治を実現させたのは相当な苦労だと思います。2014/11/29

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