内容説明
定年退職後の生き方をテーマに長年取材してきた著者が、パソコンを活用して充実した日々を送っている二十二人を紹介する。在宅起業で年商一億円をあげる人、妻の死後の一人暮らしの友とする人、ボランティアのネットワークを拡げる人、脳卒中のリハビリに抜群の効果を得た人、海外旅行の情報を公開して人気の人など、パソコンが人々の定年後をいかに個性的に変えているかが実感できる。
目次
プロローグ 生涯現役のホームページづくり
第1章 わが家を仕事場にする
第2章 学び、教え、また学ぶ
第3章 毎日が情報発信
第4章 独創的リハビリテーション
第5章 定年予備軍の人間関係づくり
第6章 拡がるボランティア活動
第7章 変わりゆく海外旅行
著者等紹介
加藤仁[カトウヒトシ]
1947年名古屋市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。雑誌編集者を経てノンフィクション作家として独立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マッピー
4
10年位前の本なので、今ならもっとパソコンと暮らしている人は多いでしょう。 でも、それでも私の想像以上にパソコンとの暮らしは幅の広いものでした。 運動神経が麻痺して文字をつづることが出来なくなった時、それにつれて読書の喜びをも失いかけた人が、パソコンで文章を書くことにより再び読書を楽しむことができるようになったケースなどは、この先もし私が病に倒れたとしても希望になるではありませんか。 2014/12/05
団塊シニア
2
定年後パソコンを学びホームページを立ち上げた人の話が多いが実際そのホームページは見事です。アクセス数も多く、本書は筆者が丁寧な取材の積み重ねで、面白く読めます。2012/03/25
takao
1
ふむ2022/04/03
パフちゃん@かのん変更
1
C 定年退職後の生き方を取材、パソコンを生かした生き方 2011/03/10
ともたか
0
パソコンは物言わぬ友、物言わぬ先生。そしてモノ言う道具。 2015/05/20
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