内容説明
デフレ経済の厳しい時代をかち抜くための給料・人事制度の極意を、専門コンサルタントとしての豊富な実績から経営相談のエピソードをふんだんに交えて明快に説く。昇格・昇進、賃金、賞与、諸手当、退職金など、年功型から脱皮した実力主義に基づく給料改革のあるべき姿が具体的に描かれ、経営サイドには「今そこにある危機」への処方箋としてすぐに活かせるヒントの宝庫、サラリーマンには示唆に富んだ元気の出るアドバイスとなっている。
目次
1 実力主義給料とは
2 不況に強い給料・人事―仕事基準の「責任等級制度」
3 まず基本給から手をつけよう―「責任等級制」による本給表
4 手当は効果的に
5 できる人材をとるための初任給
6 リーズナブルな昇給を―枠内限定昇給制度とベース是正
7 昇格昇進と能力開発
8 正いく賞与の出しかた
9 とっておきの人事評価法―「成績評価制度」のすすめ
10 退職金はこうして決める
著者等紹介
蒔田照幸[マキタテルユキ]
1949年、三重県生まれ。京都府立大学卒業後、ジャスコ(現イオン)、賃金コンサルタントファームなどを経て89年、賃金管理研究所に入所。現在は副所長。指導実績は五百社にのぼる
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