内容説明
人間は五〇〇万年の歴史のほとんどの時間を自然の中で過ごしてきた。現在の私達は、森や草原に生きてきた体で都市に住んでいる―この生理人類学の視点から、本書では自然に接したときの生体の変化を、綿密な実験によって検証する。森の中を歩くとストレスホルモンが減少する、小鳥の声や小川の音を聞くと脳活動が鎮静化する、スギ材の香りをかぐと血圧が下がるなど、興味深いデータが満載。
目次
1 人と自然の関係(自然と人の同調;日本人の自然観)
2 快適性、アメニティ、感性、健康の捉え方(快適性の考え方;アメニティの考え方 ほか)
3 実験データにみる自然と人の関係(快適性の測り方;森林浴の快適性 ほか)
4 木材とダニ(アレルギーとダニ;木の香り・湿度と、ダニの行動実験)
著者等紹介
宮崎良文[ミヤザキヨシフミ]
1954年神戸市生まれ。79年東京農工大学修士課程(環境保護学)修了。医学博士。独立行政法人森林総合研究所生理活性チーム長。東京大学非常勤講師。2000年「木材と森林浴の快適性増進効果の解明」に対して農林水産大臣賞受賞
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