内容説明
昨今、就職学生のコンサルタント人気は高く、一般企業からコンサルタント・ファームへ転職する人も少なくない。その人気の秘密を探ると、知識主義社会へと変貌をとげつつある日本の姿が見えてくる。次代を担う知識労働者、その典型がコンサルタントなのだ。現役コンサルが自身の体験を基に、これからのビジネスマンの生き方を読者とともに考えるこの本は、単なるコンサルタント入門書ではない。「サバイバルだけが目的の人生は虚しい」―。
目次
第1章 知識社会とコンサルタントという職業
第2章 コンサルタントへの道
第3章 コンサルティング業界の過去・現在・未来
第4章 成長するコンサルタント像
第5章 会社とどう付き合うか?
第6章 グローバル化時代の知識労働者
著者等紹介
鴨志田晃[カモシダアキラ]
シスコシステムズ株式会社IBSG日本統括マネージング・パートナー。横浜国立大学工学部卒業。慶応義塾大学大学院、ロンドン大学経営大学院修了。東京電力、日本総合研究所、ブラクストンを経て現職。現在はネット時代における経営・ITコンサルティングに従事し、ポストIT時代の産業論・社会論についての論文なども多数発表
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感想・レビュー
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nakaym
1
コンサルタントは典型的な知識労働者だ! そもそもコンサルタントとはどんな仕事か、からはじまり、必要なこと、目指すべき姿、その他諸々が独自の視点でストイックに続く。何かと視野が狭くなっていた今にちょうど良い!他に読みたい本も増えた。 引き続き成長には貪欲に、自己完結できるスキルと、かつ周りの人と協働するスキルも併せもつ、「個人カンパニー」を目指す!人間的なコミュニケーション、論理的思考、表現力を養う!ビジョンをもって、目の前の一つ一つを経験にする!2024/01/14
stroatman
1
コンサルタントとはどういった職業であるか、著者の経験をベースに読み解いていく。コンサルタントにはどういった能力が必要であるか、など。若干著者の自伝のような内容ともなっているので、少しタイトルとの剥離を感じた。中に書いてあるとおり、コンサルタントには本質力が必要だが、本書にはコンサルタントの本質が少し欠けている気がした。2016/03/21
purupuru555
0
長年積読してた本の山から発掘。初めは「ふむふむ」と読んでいたけど、途中から流し読み。抽象論はともかく、具体例のあたりで「え?」って感じる個所がいくつかあって…2016/02/08
kuwaman
0
10年間も積読となっていた本を読みました。あの頃、コンサルタントに憧れをもっていましたが、具体的な行動を起こさず、結局、なっていません。夢を実現するための行動力が必要だと思い直しました。2013/12/09
kilroy
0
☆☆2つ。「千三つ」の世界で「本気で願望し」「あきらめないこと」精神論のようだけど、能力と実績がある著者が言うと含蓄がある!2013/08/11