内容説明
万鉄五郎の大胆な肉体把握。土門拳が被写体に向かう時の執着。あるいは岡本太郎の造形を超えた生命の輝き。日本の近代美術をいろどる十二人の作家の個人美術館を訪ね、創作の背景となった地を歩いてみると、ゆったりした時間の流れに、初めて伝わってくるものがあります。ただ一枚の絵を見るために電車やバスを乗り継いで、見知らぬ町に降り立つ―そんな贅沢な旅をしてみませんか。
目次
万鉄五郎記念美術館
土門拳記念館
トミオカホワイト美術館
鹿沼市立川上澄生美術館
小杉放菴記念日光美術館
川崎市岡本太郎美術館
天竜市立秋野不矩美術館
熊谷守一記念館
岸本町立植田正治写真美術館
三隅町立香月美術館
イサム・ノグチ庭園美術館
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
著者等紹介
大竹昭子[オオタケアキコ]
1950年東京生まれ。上智大学文学部卒業。1979年から81年までニューヨークに滞在し、執筆と写真撮影の活動を始める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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