内容説明
十六世紀フランスの宮廷で成立したバレエはいまや国境や民族を越えて共感しあうための“世界の合言葉”だ。その歴史や各地の特色、スターダンサーたち、そしてバレエの見方、愉しみ方まで、魅力のすべてを紹介する。
目次
第1章 バレエの歓び(ニーナ・アナニアシヴィリ;ファルフ・ルジマトフ ほか)
第2章 舞踊の構造(踊るということ;「踊り」から「作品」へ ほか)
第3章 バレエの歴史(宮廷バレエ;宮廷から市中へ、そしてヨーロッパの国々へ ほか)
第4章 バレエの世界地理(民族性とバレエ;地域の個性)
第5章 バレエの現在、そして未来(テクニック;表現 ほか)
著者等紹介
佐々木涼子[ササキリョウコ]
1944年金沢で、作家・杉森久英の長女として生まれる。東京大学仏文科卒。東京女子大学教授。専門はマルセル・プルースト、舞踊論。子ども時代にバレエを習い始め、のち日本舞踊を修める。現在、新聞・雑誌などに舞踊評・舞踊エッセイを執筆、舞踊を通じて比較文化論を考察中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。