文春新書
東京バスの旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 270p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601936
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0295

内容説明

東京の休日散歩に、バスは意外に重宝なものだ。なにしろ路線バスは、各社入り混じって網の目のよう。ふだん訪れることのない町から町へ縦横無尽、しかも安価にかけめぐる。思いがけない史跡に出会ったり、小粋な店を発見したり―路線バスを乗り継ぐだけで味わえる、見所いっぱいの小さな旅。ここで紹介するのは、あまたの路線から厳選した面白四十コースである。本書を片手に、お金をかけずにのんびりと、東京の散策を楽しんでみてはいかがだろう。

目次

第1部 都心南部(大都会を貫く渋谷川・古川の橋めぐり;神宮から御苑へ、三大オアシスを結ぶ ほか)
第2部 都心北部(市谷の文豪旧宅と目白の“ハイソ”探索;熟年パワーだ、巣鴨とげぬき地蔵界隈 ほか)
第3部 城東・城北(向島七福神で幸せ祈願;相撲と回向院の両国しらみつぶし ほか)
第4部 城南・城西(東海道品川宿の今と昔;目黒で虫、世田谷でイヌ・ネコと仲良くなる ほか)

著者等紹介

中島るみ子[ナカジマルミコ]
1980年、中央公論社入社。その後フリーのライターとなり、『週刊文春』『婦人公論』『料理王国』などに旅や料理のルポを執筆

畑中三応子[ハタナカミオコ]
1982年から中央公論社『シェフ・シリーズ』の編集に携り、95年から同誌、96年からは『暮しの設計』編集長。現在、『読売クック・ブック』他の編集のかたわら、各種の雑誌で料理に関する記事を執筆している
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感想・レビュー

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佐島楓

27
都バスの主要な路線で廻れる小さな旅のガイドブック。名前は知っていても実際に訪れたことのない場所が多く、自分の見ている世界が狭いことを痛感した。歴史の上に私たちの住居が建てられている。そういうリアルは直に足を運ばないと感じ取れない。2014/06/28

志村真幸

0
 東京の路線バスを利用した、ちょっとした旅を40コース紹介したもの。  都バス、京成バス、東武バス、国際興業バス、関東バスといろいろ使われている。  コースは、「向島七福神で幸せ祈願」「江戸川の金魚の里とフラワーロード」「東海道品川宿の今と昔」「西荻アンティーク街と武蔵野散策」などテーマもさまざま。  5~10ページ程度で、どのバスに乗り、どこで降り、見所はここでといったことが手際よく書かれている。地図は路線だけ示した簡単なもの。  ちょっとした時間で、安価に楽しめる旅だ。 2017/12/28

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