内容説明
移民社会アメリカの選挙民のバックグラウンドは実に多様だ。様々なエスニシティで構成される選挙民にアメリカの政治家達はどのように対処しているのか。議会スタッフはいかに構成され、活動しているのか。またメディアやITをどう利用しているのか。2000年ヒラリー・クリントン上院選挙本部、大統領選挙ゴア・リーバマン陣営ニューヨーク支部アウトリーチ局アジア系統括責任者として働いた若き日本人スタッフが報告するアメリカ政治の現在。
目次
第1章 ワシントンに集まる者
第2章 ヒラリー陣営とアウトリーチ戦略
第3章 政治とコミュニケーション
第4章 多様化するアメリカの選挙民
第5章 フィールド実行部隊
第6章 政治イベントのプロデュース
著者等紹介
渡辺将人[ワタナベマサヒト]
1975年、東京生まれ。早稲田大学英文科卒(アメリカ政治思想史)。在学中より国際ディベート学会誌「IDDA Review」編集長。98年、シカゴ大学大学院に留学、修士号を取得(専攻はアメリカ外交政策、日米外交史)。NPR米国公共ラジオ・ウィスコンシン支局などを経て99年より米連邦議会ジャン・シャコウスキー下院議員事務所に勤務。2000年、ヒラリー・クリントン上院議員選挙本部、ゴア・リーバマン大統領選挙本部ニューヨーク支部に派遣され、アウトリーチ局アジア系統括責任者を務める。ワシントンの研究者グループ「PRAN‐J」にも所属
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