文春新書<br> 石油神話―時代は天然ガスへ

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文春新書
石油神話―時代は天然ガスへ

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601523
  • NDC分類 568
  • Cコード C0260

内容説明

戦前・戦後を通じて「戦略物資」として捉えられてきた石油が、いまも最も重要なエネルギー資源であることに変わりはない。そこからメジャー神話、OPEC神話、枯渇神話も生まれてきた。ことに、石油を求めて太平洋戦争に突入し、二度の石油ショックを体験してきた日本人は、これらの神話を未だに信奉している。けれども、神話が黄昏の時代に入った現在、古びた認識は改めなければならない。人類が「新たなエネルギー危機」を招かないために―。

目次

第1章 石油危機の虚像と実像
第2章 カジノ化する石油市場
第3章 石油は近い将来、枯渇してしまうのか
第4章 OPECの市場支配力は本当に衰退したのか
第5章 遠くなるセブン・シスターズ時代
第6章 二十一世紀は天然ガスの時代
終章 カオスか、安定か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

1
2001年初版。本書では原油1バレルあたり30ドル程度で「高い、高い」とありますが、10年後の今日では100ドル以上もしています・・・。円高だから今の価格でガソリンを供給できているのでしょうか?2011/09/14

トラビス

0
国家のエネルギー戦略は安全保障の問題も含め永遠に続く最重要課題だと思う。この分野の知識習得に役立つ一冊。2012/08/03

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