内容説明
かつて米価決定劇で派手な立ち回りを演じて「ベトコン」などと呼ばれた農林族。農年物価格の決定に市場原理が幅を利かすようになった現在、公共事業誘致に「口利き」をすることに活路を見出している。農業を守るとの大義名分の下に農業を歪めてきた彼らは、日本の農業をどこへ持って行こうとしているのか。前著『コンビニファミレス回転寿司』で現代日本の「食」の風景を見事に描いた著者が、農業と政治の間に横たわる深い闇に挑む。
目次
第1章 口利きが票を集める
第2章 理屈はあとで考えろ―混乱の米価劇
第3章 農林議員たちの系譜
第4章 北の国の選挙戦
第5章 実績が組織に勝った
第6章 使った補助金百二十億円
第7章 農地整備をめぐる政治地図
第8章 叩かれてもなお、公共事業
第9章 農業のため?政治のため?
第10章 どこへゆく農林議員



