出版社内容情報
古典文芸から古来の病いを拾い、日本最古の医学書『医心方』などを軸に、上代から鎌倉時代までの医術と健康法を明かす画期的論考
内容説明
菊池寛賞を受賞した古代医学の第一人者が、眼病や歯痛、胸の患いから性医学まで、古典文芸に描かれた病気の正体をさぐり、古代の医学書などを軸に当時の医療と健康法をあかす。万葉歌人の頼った医術、『土佐日記』に見る食養生、清少納言の病の美学、『源氏物語』の“もののけ”治療、兼好法師の食養生etc。さらには首吊り自殺や溺死の蘇生法、薬物中毒の解毒法など、古代救急法にも触れた刺激的な労作。
目次
古代人を癒したもの―「上代・奈良時代」
美意識と病いと因果応報―「平安時代」前・中期
雅のかげに病いあり―「平安時代」後期
中世人の健康管理―「鎌倉時代」
古代の救急法



