出版社内容情報
地球外知性とのコンタクトをめざす研究はどこまで進み、科学者はその可能性をどう評価しているか、最新の成果を踏まえて紹介する
内容説明
ETI(地球外知性体=宇宙人)はきっと銀河系のどこかに存在する。そのこと自体を疑う人間は、もはや科学の世界では少数派である。いつの日か、ETIとコンタクトをとることを夢見る科学者たちは今日も巨大な電波望遠鏡を星空に向け、宇宙からの電波に耳を傾けている。果していつ、われわれは彼らに遭遇し、彼らは何を語りかけてくるのか?われわれは彼らと友好的に接触できるのか?最新の研究成果を多角的にリポートする。
目次
第1章 宇宙生物学とは何か
第2章 SETI前史
第3章 SETIの現在
第4章 なぜETIは見つからないのか
第5章 ファースト・コンタクトの日に
第6章 ETIとの直接接触
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
2
地球外知性体をどのように探しているか、なぜ見つからないか、もし出会えたらどうするか。ファースト・コンタクトが3秒後に起こる可能性はつねに0より大きい。2010/09/17
キングオブ読書
1
エイリアンを地球に連れてきてはならない、、、2017/06/04
Kimi
0
知的好奇心を猛烈に刺激する大好きな本。 もともと宇宙に関しては好きだったけど、この本を読んでから更に関心が強くなった。 「知性とは自分がどこにいるのかを知ること」といったようなことが冒頭に書いてあったのが印象的。
ささぴょん3
0
ETI(地球外知性体)の探索や科学的な研究の歴史についてわかりやすく説明している。「ファースト・コンタクトが三秒後に起こる可能性はつねにゼロより大きい」2011/11/27
yfujimori
0
SETI(地球外知性探査)の歴史を紐解き、科学的にETI=宇宙人との邂逅への道筋を明らかにする、ワクワクする科学読物。2010/07/29