出版社内容情報
アメリカに貸した巨額の国富がドルの魔術"為替操作"で半分に減価していることをあなたは知っているか。平成不況論の盲点をつく衝撃の書!
内容説明
経済危機にあえいできた日本は、じつは世界最大の債権国。この国際経済の常識を逸脱した現象の背後には、ドルという通貨が、事実上の基軸通貨でありながら、アメリカ一国の経済政策と分かちがたく連動し、その意向を反映した価値の変動をほしいままにしているという現実がある。ドルとともに生き、ドルの罠に落ちた日本経済二十年の禍根…。
目次
第1章 マネー大国の興亡
第2章 日米共同幻想(1980~1985)
第3章 国際政策協調の病理(1985~1990)
第4章 日米再逆転(1990~1995)
第5章 マネー敗戦・アジアへ(1995~)
第6章 鎖国の代償



