平和の失速〈4〉「大正時代」とシベリア出兵

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平和の失速〈4〉「大正時代」とシベリア出兵

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  • サイズ B6判/ページ数 787p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784166103904
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0031

出版社内容情報

外に尼港虐殺事件やカリフォルニアの排日気運、内に宮中某大事件や天皇の病状悪化に伴う摂政問題に揺れ動く日本政府首脳の苦慮

内容説明

《平和》・《革新》・《デモクラシー》三大キー・ワードに集約される大正年間はその近代性の萌芽を如何にして枯渇させていったか。今日的課題を秘める全五巻の(四)。

目次

1 尼港の日本人虐殺事件の凶報
2 大正政治の一大焦点「普選」
3 外患迫る時に陸相の辞任問題起る
4 流動化する内外情勢に揺れる国論
5 「宮中某重大事件」の発覚
6 続出する社会問題
7 ウラジオストクをめぐる混乱状況
8 内に摂政問題、外に軍縮圧力