同時代ノンフィクション選集 〈第１巻〉 「生と死」の現在

柳田 邦男【編】

文藝春秋（1992/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 619p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784165112105
• NDC分類 916
• Cコード C0395

出版社内容情報

病いと闘い、迫りくる死を直視しつつ綴られた日記、手記、詩歌など四作。限られた生を完全燃焼した人のみが遺せた愛と感動の記録

内容説明

自らの〔終焉〕を直視した人々ならではの生の記録と思索のあと。事実が語る『勇気』と『感動』の５作品。文芸春秋７０周年記念出版。

目次

解説　自分の死を創る時代（柳田邦男）
輝やけ我が命の日々よ―ガンを宣告された精神科医の１０００日（西川喜作）
詩集　病者・花―細川宏遺稿詩集（細川宏）
死出の衣は（折笠美秋）
「死への準備」日記（千葉敦子）
道程輝きて―夫のガンと共に闘った１２冊のノートから（土田倫里江）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[愛希穂]

癌やALSで、命の期限が遠くない先に迫っている。でもそのことに脅えないで、恐れないで、前向きに生きた５人記録と思索の記録集。 ●『輝やけ我が命の日々よ—ガンを宣告された精神科医の１０００日』（西川喜作） ●『詩集　病者・花—細川宏遺稿詩集』（細川宏） ●『死出の衣は』（折笠美秋） ●『「死への準備」日記』（千葉敦子） ●『道程輝きて—夫のガンと共に闘った１２冊のノートから』…（ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています）

2017/08/28