出版社内容情報
古い街道にはたっぷりと歴史がしみ込んでいる。それらの道をたどりながら、歴史の碩学が過去のさまざまな出来事に思いをはせ、深く洞察した、新しい形の紀行文学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
14
【図書館】【速読】:文庫版を全巻購入し通読後、手放して、図書館から借りたので再読。道を通して歴史や御国がらが伺える。地歴に博学な彼にとって、自らの好奇心を満たす旅であったろう。彼に思いを馳せながら読んでたら、感慨深いものを感じた。2025/04/23
めぐみこ
3
北国街道とその脇街道、甲賀と伊賀のみち、大和・壺坂みち、明石海峡と淡路みち、砂鉄のみち、熊野・古座街道、豊後・日田街道、大和丹生川街道、種子島のみち、潟のみち、播州揖保川・室津みち、高野山みち、信州佐久平みち…を収録。相変わらず雑学が面白い。2019/05/27
アンディ・ワイス
0
13の「みち」が出てくる。いずれも歴史を説き起こしながらの見聞録である。日本の昔の姿がよくわかる。たまたまどの「みち」も行ったことはない、残念。一度ゆっくり訪れてみたいものだ。 2024/09/28