出版社内容情報
関ケ原(二)/豊臣家の人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館】【速読】:フンジンドトウケンニンフバツ(粉塵怒涛堅忍不抜?当てますか)の精神が面白かった。2024/02/16
ちゃこ
4
長編「関ヶ原」後編【初出 『週刊サンケイ』S39年7月27日号〜S41年8月8日号】慶長3(1598)年5月頃〜慶長5(1600)年8月初旬小山評定の少し後まで[文庫本では下巻]/ 「豊臣家の人々」【初出 『中央公論』S41年9月〜S42年7月】/ 関ヶ原合戦図(午前,午後),関ヶ原近辺要路図添付/ [あとがき:尾崎秀樹] ※感想レビューは文庫本にて。2014/03/21
ケン
3
司馬氏の取材力と発想力に舌を巻く心地です。「豊臣家の人々」に出て来る人達がベースとなって「関ヶ原」が出来上がったのかと想像します。人の歩む道様々で自分の歩んで来た道はどんな道か。2021/01/15
紫電改
2
国盗り物語、新史太閤記、関ケ原を読みました。いづれも週刊誌連載歴史小説ということで、書下ろし小説とは違い各編での読み応えがあって飽きずに楽しめるところが凄いと感じます。司馬さんの筆力に改めて感服です。本作では、豊臣家の人々が特に面白かった。2021/11/14
H.M
1
A 「関ヶ原」:三成が関ヶ原を敗走するときは、自分を源頼朝に見立てるほどに生に対する強い執念をみせていながら、洞穴で治療を受けた後にあっさり翻意したのは違和感を感じた。そこの葛藤がもう少し欲しかった。全体的には読み応えがあって良かった。「豊臣家の人々」:弟の秀長が生きていれば歴史が変わっていたことを思うと、家康の天下取りも運によるところが大きいと感じた。実子の秀頼やその他の養子たちは、個人の器量うんぬんよりも秀吉の育て方が間違っているように思えた。教育は大事!2014/10/31