出版社内容情報
革命幻想と不毛の恋を描いた柴田翔氏の「されどわれらが日々─」、女性の心理の襞を精緻に彫琢した津村節子氏の「玩具」など、文学の醍醐味を充分に満喫できる六佳作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
91
柴田翔「されどわれらが日々」、津村節子「玩具」、高井有一「北の河」、丸山健二「夏の流れ」、大城立裕「カクテル・パーティー」、柏原兵三「徳山道助の帰郷」。されどわれらが日々は40年前に読んだが、他のは初めて。「玩具」は内容を表現していないような気がし、「骨と小動物」ではだめなのだろうか。2014/02/22
hon
4
津村節子『玩具』、高井有一『北の河』、大城立裕『カクテル・パーティー』、柏原兵三『徳山道助の帰郷』のみ2025/12/11
うぃっくす
3
今回もなんか苦しい感じだったなー無理に選ばなくてもいいのでは。されど〜長くて読むの退屈した。あんまメリハリなかった。北の河の母親がどうしても東北に馴染めずに少しずつ壊れていってしまう感じがうまく書けてるなーと思った。道助さんは盛者必衰って感じでよかった。玩具の人は話書くのが上手だなーというイメージ。夏の流れは主人公の嫁がいい。カクテルパーティ後半がなんか微妙だったけどお話自体は興味深かった。2017/02/20
sashawakakasu
2
戦争や死刑や自殺ってなくならないし、自分がそちら側に行く可能性もあるんだよなぁ…、ため息2022/07/09
algon
2
南木佳士の愛読者だけど「ふいに吹く風」の中で著者が目標としている文体として柏原兵三の「徳山道助の帰郷」を挙げていた。これは読まねばと。三島由紀夫に「鴎外まがいの文体を用い」と言わせ、やはり虚飾のない極めて客観的な記述が大部分を占め、主観にしても朴訥な感じさえ受けるがっしりした文体。一軍人の生涯を描いた佳作。南木ほどの著者が何度も読み返しているという文体は第一感はこんなとこで終わった。「北の河」「夏の流れ」この2作が印象的。他に「玩具」「カクテルパーティー」「されどわれらが日々」等。2017/04/23




