出版社内容情報
権謀術数の限りを尽し、日本六十余州を我が掌中に。壮大な野望をとげた家康だが……。「夢」三部作の掉尾を飾る畢生の歴史小説巨篇!
内容説明
人質から身を起こし、人生の辛酸をなめつくし、待ちに待った家康が、乾坤一擲の決断を下した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いえのぶ
1
徳川家康を主人公としている。秀吉死去からの話。2004/11/16
かずお
1
★★★☆☆ 秀吉死後の徳川家康の物語。当時の文章を引用した後に、口語で解説がつくのでわかりやすい。方言がリアルで、楽しい。2015/12/15
チャーリー
0
当時の文書を詳細に上げて書かれているが、淡々と事実だけを書いているせいか、小説としての躍動感や面白さがない。下巻をあきらめた。2014/07/18
デントシロー
0
下天は夢か、夢のまた夢、乾坤の夢、全12巻 すべて同じ調子、文章、作風で書かれており、タイトルだけを変えている。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が主人公という訳でなく歴史記録を綴ったものである。登場人物の人格描写が乏しく興味が薄れる。戦国武将の内面を読み取れるとこがほとんどなく、また歴史上の背景も合戦しか描かれていないのでこの時代の民衆、大衆文化との関わりなどいっさい知る手がかりがない。戦国武将の存在と役目、手柄、功罪、と中心に文章にしただけであり、小説家としての資質が問われる、これはという、頷ける文章もなく2013/03/13