チャックの数奇な人生―イフ・イット・ブリーズ

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チャックの数奇な人生―イフ・イット・ブリーズ

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163920870
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

 収録作、W映画化!
〝泣ける方のスティーヴン・キング〟の珠玉。
 人生の不思議とよろこびを静かに描く傑作2編。

 近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず……。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。(映画化題名『ハリガン氏の電話』)

 世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか? チャックとは何者なのか? 物語は過去へとさかのぼり、若き銀行員チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う……。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた〝切ないキング〟の面目躍如たる「チャックの数奇な人生」。(映画化題名『サンキュー、チャック』)

 現代最高のストーリーテラーが人生の〝不思議〟と〝感動〟を描いた中編2編!




【目次】

内容説明

収録作、W映画化!”泣ける方のスティーヴン・キング”の珠玉。人生の不思議とよろこびが、ここには静かに描かれています。近所に住むハリガンさんはアメリカでも有数のお金持ちだった。その屋敷に出入りすることになった九歳の僕にハリガンさんが送ってくれた宝くじ付きのカードが、三千ドルの当たりになった。そのお金で僕はスマートフォンをプレゼントすることにした。それが不可解なできごとを引き起こすとは知らず…。子供と老人を描かせたら随一の名手が、ハートウォーミングな物語と奇譚とを交錯させる「ハリガンさんの電話」。世界に静かに終末が迫るなか、町のあちこちに出現する「ありがとう、チャック!」と書かれた看板広告。それは何を意味するのか?チャックとは何者なのか?物語は九ヶ月前にさかのぼり、会計士チャックはボストンの道端でドラムを叩くストリートミュージシャンと失恋したばかりの若い女性と出会う…。人生のかけがえのなさと大いなる喪失を三部構成で描いた”切ないキング”の名品「チャックの数奇な人生」。現代最高のストーリーテラーが”不思議”と”感動”を描いた中編2編!

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年、アメリカ、メイン州生まれ。1974年に『キャリー』で作家デビュー。恐怖小説をアクチュアルな現代小説に再生した「モダン・ホラー」の巨匠。ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞など多数の賞を受賞、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『ミスト』など多数の作品が映像化されている

安野玲[アンノレイ]
英米文学翻訳家

高山真由美[タカヤママユミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

95
キングの中編を久しぶりに楽しみました。「イフ・イット・ブリーズ」という全体名で4作あるのですがその2作がこの本の中にあります。(あと2作は今月に発刊される予定です)ここには「ハリガンさんの電話」「チャックの数奇な運命」がありあとの作品は今映画が公開中のようです。私は前の作品のほうが好きで、以前に読んだ長編の「フェアリー・テイル」の前半を思い出しました。2026/05/07

アーちゃん

47
2020年発表、2026年発行。第四中編集『If It bleeds』二分冊の一冊。収録柞は「ハリガンさんの電話」と表題作の二編。キングの中編集は『恐怖の四季』(「刑務所のリタ・ヘイワース」「スタンド・バイ・ミー」など)を始めとした良作が多いが今回は”感動”と”恐怖”のはっきりとした二本立てで本作は”感動系キング”。最初で全体の2/3を占める「ハリガンさんの電話」がいい。iPhone、少年、老人の三題噺のような内容は後のネット社会への警告も含んでいて、キングらしさもしっかりある。表題作は構成が面白い。2026/05/06

Hiro

38
久しぶりに読んだキング作品だったが、やはり面白かった。特に『ハリガンさんの電話』が印象的。少年と老人の温かな交流から、じわじわと不穏な空気に変わっていく展開が見事。「イフ・イット・ブリーズ」は、 “If it breathes” だと思っていたが、実際は “bleeds” 。編集部覚書によると「流血沙汰になれば、トップニュースになる」という、アメリカのメディア界で使われる言葉らしい。次巻に収録される“If it breathes” のホラー感に期待。2026/05/20

ぐうぐう

25
キングの第四中編集。その前半部分を収録(キングの中編集は日本では二冊分割で刊行されるのが常)。長編(しかもそこそこ長め)の印象が強いキングだが、実は中編に名作が多い。「スタンド・バイ・ミー」「刑務所のリタ・ヘイワース」「秘密の窓、秘密の庭」、そして「霧」も中編だ。表題作は、凡庸な作家ならその仕掛けに酔いしれ、過剰な演出でシラケさせるところを、抑制の効いた構成と描写で実に感動的な物語に仕上げている。(つづく)2026/05/01

土筆

11
最恐作家イメージで避けてたが泣ける方のスティーヴン・キングということで読んでみる。中編2編。背中がゾワゾワするような不可思議現象はあるが優しさ混じりでなんとか大丈夫。『ハリガンさんの電話』2000年代iPhoneが広げた世界。「老人が1人死ぬとき、図書館が1つ焼け落ちる」『チャックの数奇な人生』異常気象で世界の終末的な世界に突如現れるチャックの広告。PKディックのユービックを思い出す。2026/05/16

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