出版社内容情報
面白い小説をお探しのあなた、この本はいかがですか?
謎が謎を呼ぶ、7つの怪事件……
ミステリー界のグランドスラム(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、このミス1位、週刊文春ミステリー1位)を達成した著者が放つ、驚天動地の短編集!
当代随一のストーリーテラーが贈る、最高のスリルとサスペンス!
驚愕の展開と見事な謎解き、そしてドンデン返し!
ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ!
短編って、こんなに面白いんだ。
【目次】
内容説明
当代随一のストーリーテラーが贈る、最高のスリルとサスペンス!驚愕の展開と見事な謎解き、そしてドンデン返し!ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ!
著者等紹介
高野和明[タカノカズアキ]
1964年生まれ。映画監督・岡本喜八氏に師事し、映画・テレビの撮影スタッフを経て脚本家、小説家に。2001年『13階段』で江戸川乱歩賞を、2011年の『ジェノサイド』で山田風太郎賞と日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ごみごみ
52
初出2002〜2017の7話を収めた短編集。帯に「謎が謎を呼ぶ」とある通り、確かにどれも怪事件!SF、ホラー、ファンタジーとジャンルもいろいろで読み応えがあった。著者の臨場感ある描写で情景が目に浮かぶ。表題作がないのが意外だが、どの話にも『犯人と二人きり』の緊迫した場面があった。超常現象も幽霊も実際に目の当たりにしたら腰を抜かすほど怖いとは思うけど、やはり一番恐ろしいのは人間の悪意。「人の世は、あの世より恐ろしい所」を実感した。著者の長編も読みたい!2025/11/29
MINA
23
何だこれは。新感覚のとてつもない驚天動地な面白さが詰まった短編集だった。どの話もめっちゃくちゃ意外性ありまくりのどんでん返しに驚かされカタルシスがすごい。なんとなく表紙のカッコ良さに惹かれて買った感じだったけど、想像を遥かに超える満足感だわ。帯通り、まさしく「ミステリーをベースにしたホラー、サスペンス、SF、ファンタジー」と珠玉の物語たち。幽霊話が多くおっかなかったけど、どの話も結局のところヒトの底知れなさや純粋なる悪意が一番恐ろしい。確かにこれまた帯通りどれも“怪”事件だな。著者の作品もっと読まねば!2025/11/28
のっち
16
☆☆☆★ 2002年から2017年までに各誌で発表された7つの短編を纏めたもの。各話のモチーフを描いた表紙が何とも印象的で、思わずジャケ買いしてみた次第。「世にも奇妙な物語」のような味わいと言うとニュアンスが伝わりやすいかもしれないが、ミステリーをベースとして、SF・ホラー・ブラックユーモア・サスペンス・ファンタジーなど、様々なジャンルの話の詰まった1冊となっている。私的ベスト3は「ハードボイルドな小学生」「ゼロ」「二つの銃口」の順で。表題作は存在しなかったので、各タイトルのアナグラムだろうか。2025/11/22
なな
15
オムニバス。2025/11/29
ハルめめ
13
スリルとサスペンスの怪事件7話。SFやホラー、ファンタジーなど多様な作品を楽しめた。最後に意外な展開が待っていたり余韻を残す感じでどの作品も面白く読んだ。2025/12/02




